今回はEVEシリーズの時系列は? その答えをネタバレ・考察を含めてわかりやすく解説したいと思います。
2022年6月に発売された最新作『EVE ghost enemies』まで含めた時系列について解説します!
こんな人に読んでもらいたい!
- 『EVEシリーズ』の時系列について詳しく知りたい人
- 最新作プレイしたから他の作品とのつながりが知りたくなった人
- 私のようにEVEファン・信者の人笑
この記事を読んで戴けたら、より『EVEシリーズ』について詳しくなり、どっぷりとハマってしまうことでしょう。ええ、間違いないですね笑
EVEシリーズの時系列は? わかりやすく解説!
では『EVEシリーズ』作品の時系列を、その発売順にわかりやすく解説していきたいと思います。
EVE burst error(イヴバーストエラー)
まずは『EVE burst error(イヴバーストエラー)』です。
1995年に発売された『EVEシリーズ』の原点となる作品で、様々なゲーム機やハードにてリメイク版・移植版が発売されている名作です。
『EVE burst error』については下記にて詳しく解説してますので、こちらをご覧ください。
リメイク最新作『EVE burst error R』のレビュー・攻略記事はこちら。
EVE The Lost One(イヴ ザ ロストワン)
2番目に発売されたのが『EVE The Lost One(イヴ ザ ロストワン)』です。
セガサターンにて発売された初のシリーズ作品で、その後は様々なゲーム機・ハードにて移植版が販売されるようになりました。
時系列的には『EVE burst error』から3年後の物語になります。
初のシリーズ作品であり『EVE burst error』の設定を準拠した作品でしたが、主人公が小次郎・まりなではない作品ということもあり、若干酷評の目立つ作品でもありました。
若干の設定矛盾はありましたが、大筋では繋がっている「続編」でした。
『EVE The Lost One』のレビュー・攻略記事はこちら。
EVE ZERO(イヴゼロ)
3番目に発売されたのが『EVE ZERO(イヴゼロ)』です。
正確にはこの『EVE ZERO』の前に『ADAM THE DOUBLE FACTOR』と呼ばれるシリーズ作品が販売されていますが、未完成品なので除外しています。
時系列的には『EVE burst error』から2年前の物語になります。
物語的には『EVE burst error』や『EVE The Lost One』の重要なモノの原点というか「それらがどう生まれたのか?」という設定的な話がメインになります。
なので、どちらの作品にも大きな問題はなく繋がる作品です。
ただ、前日譚的な立ち位置なこともあり、やはり設定矛盾は幾つか見えます。この辺りはドラマCDでも触れていたりしますので、制作側も致し方なく思っていたのだろうと思われます。
『EVE ZERO』のレビュー・攻略記事はこちら。
EVE The Fatal Attraction(イヴ ザ フェイタル アトラクション)
4番目に発売されたのが『EVE The Fatal Attraction(イヴ ザ フェイタル アトラクション)』です。
こちらは先程説明した未完成品『ADAM THE DOUBLE FACTOR』のストーリーを盛り込んで完成させられた正式なるシリーズ作品です。
時系列的には『EVE burst error』から4年後の物語になります。『EVE The Lost One』から1年後になりますね。
ココまで発売された3作品から見て、時系列的に一番新しい位置の作品です。それら3作品の設定などが踏襲されており、大筋では矛盾のないシリーズ作品だと言えるでしょう。
『EVE The Fatal Attraction』のレビュー・攻略記事はこちら。
内容的には「御堂真弥子をベースとしたクローン」が話のメインになるので、話の関わり方的には―――『EVE The Lost One』<『EVE burst error』<『EVE ZERO』―――ってカンジですね。
EVE new generation(イヴ ニュージェネレーション)
5番目に発売されたのが『EVE new generation(イヴ ニュージェネレーション)』です。
こちらは今までのシリーズ作品とは異なった、完全なるオリジナルストーリーのシリーズ作品です。
時系列的には「前作から数年後」の物語になります。
こちらは今までのシリーズ作品とは異なり、主要キャラクターが出ること以外は『EVE burst error』はおろか、他のシリーズ作品との繋がりが全くないオリジナル作品です。
時系列の位置的には―――
- 氷室恭子があまぎ探偵事務所・所員である(『EVE burst error』以降)
- 法条まりなが教官ではなく、捜査官である(『EVE The Lost One』以降)
―――などから「前作から数年後」であると推測されます。
そうなると『EVE burst error』や他のシリーズ作品との繋がりが全くなくても、設定矛盾等は発生しないということになります。
まぁ逆に「なら同一の時系列じゃなくても良くね?」ということにもなりますので、時系列の位置的にはビミョーだとも言えるでしょう。
『EVE new generation』のレビュー・攻略記事はこちら。
EVE rebirth terror(イヴリバーステラー)
6番目に発売されたのが『EVE rebirth terror(イヴリバーステラー)』です。
こちらはRed Flagshipの「El Dia」初のシリーズ作品です。恐らく今後発売されるであろうシリーズ作品は全て「El Dia」開発になるかと思われます。
時系列的には『EVE burst error』から1年後の物語になります。
今までのシリーズ作品とは異なり、他のシリーズ作品とシリーズ作品の間の時系列で販売された珍しい作品です。
なので「シリーズ作品の前後で整合性を取る必要がある作品」だと思っていました。
結果として、この『EVE rebirth terror』は「『EVE burst error』を終わらせるシナリオ」であったことや『EVE ZERO』の設定を準拠していることから、「前」に関しては繋がりがありました。
しかしこの『EVE rebirth terror』のエンディングでは御堂真弥子の扱いが『EVE The Lost One』とは異なる為、「後ろ」には繋がりませんでした。
そのことから―――『EVE ZERO』→『EVE burst error』→『EVE rebirth terror』―――という新しい時系列が生まれた可能性が浮上しました。
『EVE rebirth terror』のレビュー・攻略記事はこちら。
【最新作】EVE ghost enemies(イヴゴーストエネミーズ)
7番目に発売されたのが最新作となる『EVE ghost enemies(イヴゴーストエネミーズ)』です。
予想通り「El Dia」開発のシリーズ作品です。シナリオ担当も『EVE rebirth terror』と同じ「さかき傘」先生が担当されています。
時系列的には『EVE burst error』から2~3年後の物語になります。
作品的にはシナリオ担当が同じということもあり、前作『EVE rebirth terror』に続く作品という印象の強い繋がり方をしたシナリオです。
そしてこの作品の登場により、新しい時系列は確定したと言えるでしょう。
何故ならこの『EVE ghost enemies』は『EVE burst error』から2~3年後の物語であり、『EVE burst error』から3年後である『EVE The Lost One』と被ってしまうからですね。
同年に2つの事件が発生した可能性は低いです。かなりの無理や矛盾が発生してしまいますから。そう考えると、新しい時系列が確定したと断言しても良いでしょう。
『EVE ghost enemies』のレビュー・攻略記事はこちら。
きっとこの先は―――『EVE ZERO』→『EVE burst error』→『EVE rebirth terror』→『EVE ghost enemies』→「次回作!?」―――という時系列になることでしょう。
【まとめ】今後は新たな時系列で発売される可能性大
いかがでしょうか。最終的には上記のようになります。
まず、これは全てのシリーズ作品において言えることですが、シリーズ作品は発売される度、大なり小なり「前作との設定矛盾」が生まれてしまっています。
とはいえ「大筋で繋がっているなら同一の時系列」という認識だったのですが……流石に『EVE rebirth terror』の存在は「同一の時系列とは言えないシリーズ作品」でした。
故に「新しい時系列が発生したのでは?」という仮定が生まれ、最新作の『EVE ghost enemies』の発売によって確信へと変わった―――というわけです。
今後はこの新しい時系列のシリーズ作品が生まれることでしょう。ええ、出ますよ絶対。むしろ出てもらわないと困ります笑
最後に。上記の説明で概ね納得していただける説明だと思っています。不明点やわかりにくい部分等が見つかりましたら随時更新いたします。
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