【レビュー】映画『ゆるキャン△』あらすじ・感想・評価・考察など紹介【ネタバレ有】

今回は映画『ゆるキャン△』を見てきたので、あらすじ・感想・評価・考察などをネタバレ有でご紹介したいと思います。

実写ドラマ版は見てませんけど、アニメは何度も見直してましたね。。。
あのゆる~いカンジが日々の生活に必要だったんですよ笑

こんな人に読んでもらいたい!

  • 映画『ゆるキャン△』をまだ見ていない人
  • とりあえずどんな作品かを知りたい人
  • 映画『ゆるキャン△』は、映画館で見るに値するかを知りたい人

この記事を読んで戴ければ映画『ゆるキャン△』の魅力を知れるだけでなく、きっと映画館に見に行きたくなることでしょう。

【追記】映画『ゆるキャン△』の映像ソフトはコチラ。

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映画『ゆるキャン△』のあらすじ【ネタバレ有】

これは、少し先の冬からはじまる物語。

志摩リンは故郷の山梨を離れ、名古屋のちいさな出版社に就職し、一人暮らしをしていた。
とある週末、ツーリングの計画を立てていたところに、高校時代の友人・大垣千明から唐突にメッセージが届く。

「今、名古屋にいるんだが」

山梨の観光推進機構に勤める千明は、数年前に閉鎖された施設の再開発計画を担当していた。

「こんなに広い敷地なら、キャンプ場にでもすればいいじゃん」

そんなリンの何気ない一言から、動き出す千明。東京のアウトドア店で働く各務原なでしこ、地元・山梨の小学校教師となった犬山あおい、横浜のトリミングサロンで働く斉藤恵那。かつてのキャンプ仲間が集まり、キャンプ場開発計画が始動する。

キャンプでつながった五人が、今だからできることに挑む、アウトドア系ガールズストーリーの幕が上がる。

引用:ストーリー|映画『ゆるキャン△』公式サイト

『ゆるキャン△』のストーリー

さて、おおまかなストーリーですが―――

ストーリーをざっくり紹介

大人になってそれぞれの生活を送っていた5人が、千明の一声で集まって山梨でキャンプ場を作る!?

―――ってカンジですかね。ぶっちゃけ上記の引用のまんまってカンジです。

この映画は、原作者・あfろ先生の監修、完全オリジナルストーリーになってますから、漫画等では見られない彼女たちの野外活動を覗き見ることが出来ますよ!

映画『ゆるキャン△』の感想・評価・考察【ネタバレ有】

ココからは実際に映画『ゆるキャン△』を見てきた私の感想や評価、考察などをネタバレ有で語っていきたいと思います。

あいかわらずのゆる~いカンジに癒された

もうね、映画「ゆるキャン△」を見終わって劇場の電気がついた時……なんかとてつもなく癒されてたよねw

若干ネタバレにはなる?なるかなぁ。。。かもしれませんけど、ぶっちゃけ大した事件とか、派手な展開なんて訪れないんですよ。

確かにちょっとしたトラブルはありますけど、それは良くある話で、あとはゆるい日常というか、彼女たちの日々の生活を覗き見ているだけというか。

集中してみる必要もないくらいなカンジで。。。ちょっと疲れてたら途中で寝ちゃうくらいの圧倒的日常感。

けどそれでこそ『ゆるキャン△』で、それがゆるキャン△クオリティなんですよね。

マジで下手なマッサージ店行ってマッサージされるより遥かに高いデトックス効果ですから、日々の生活に疲れている人は、是非映画館で見ていただきたいですね。

キャラデザが!?スゴイ変わってるんだけど!?

コレって、ちょっと大人になった頃の話なんですよね、そもそも。

どれくらい後の話なのかは、公式サイトにも明記されてませんし、映画の中でも出てきませんでしたが、考察するに最低でも7年は経っていると思われます。

映画内でチビ犬子が美大に通ってるって言ってましたから、アニメ登場時に小学6年生(12歳)だったとして、美大1年生(19歳)ならって計算です。

そう考えると、映画でのなでしこ達の年齢は……23~25歳くらい?かと思われます。

なのでキャラデザが―――スゴイ変わってたんですよ!

もちろん特徴はそのままですよ? 誰が誰だかわからないとかはないですが、髪が……りんちゃんの髪が短くなってたんです!(なでしこも)

りんちゃん推しの私は「あの長さじゃ、しまりんだんごがもう見れない! マジかよ!」って映画館で叫びそうになってしまいました笑

まぁね、確かにりんちゃんはちっちゃいですから、大人っぽくなろうと努力したんでしょうね。。。わかりますよ。。。それ自体は微笑ましい限りです。

ですが。。。ああ、もう会えないのか、あのしまりんだんごに……帰りについ雪見だいふく買って来てしまった私の気持ち、分かっていただけます?

もちろん登場キャラクターは全員可愛かったですよ! それは間違いありませんから、そこは期待していただいて大丈夫です。

アレ? 鉄腕DASHかな? ってなったw

ストーリーのメインはあらすじにも書いた通りで「山梨でキャンプ場を作る!」ってことなんですよ。

なので草むしりしたりとか、整備したりとか、色々やるんですけどね。。。それ見てると「アレ?鉄腕DASH見てたかな?」ってなりましたね。

しかもその光景を動画撮影とかしてるから余計にでしたね。。。もう半分以上はDASH村を作ってない?って思う人も多いことでしょう。

さらに途中で遺跡発掘の手伝いとかも始めちゃって、さらに近隣住人たちと仲良くなって、一緒にご飯食べたり。。。野クルメンバーは、TOKIOだった可能性すらありましたね笑

なでしこのスペックの高さには脱帽

私的に「ゆるキャン△」の中で「コレって他のアニメと違って変わってるなぁ」と思うのが、なでしこのスペックの高さなんですよね。

メインヒロイン的な立ち位置に立つ、この手のタイプのヒロインって大体「全く料理できなくて、食べるの専門」みたいな印象が強いんですよ。

だけど5人の中で一番料理が出来るのがなでしこなんですよね。。。これって結構変わってません?

しかもバイタリティが高くて女の子なのに郵便のバイトしたり、今回の映画でも講習を受けて重機を扱えるようになってたり。

可愛いけど何にも出来ないってタイプではなく、高いスペックで行動力溢れるタイプ。ある意味新たな日常ほのぼの系ヒロインだと思います。

しかも内面はしっかり正統派ヒロインしてるんですよね。。。ポジティブで、意味深でありながらも、とても深いセリフを言ったりしますから。

今回の温泉シーンのなでしことか、マジで「いいこと言ってるなぁ」ってちょっと感心させられました。是非そのシーンはお楽しみに! サービスシーンですしね笑

あくまで「ありふれた日常」から外れてこないのが、逆に良い

今回は「みんなでキャンプ場を作る!」って話なので、最終的にキャンプ場が出来るわけですが……別にそのキャンプ場が超有名になる!みたいな展開にはなりません。

雑誌社で働いているりんちゃんがキャンプ場を作る様子を雑誌やネットのアップしても、それほどすさまじい反響があったりもしません。

普通ならそういった展開がお約束だったりするわけですが、この映画「ゆるキャン△」ではそれがないんです。

ですが言いましょう。だからこそ逆に良いんです。

あくまでどこにでもありそうな「ありふれた日常」を見ているってカンジが、とても素晴らしいアニメだと、私は思っています。

名古屋のちっぽけな出版社が出してる記事なんて、そんなに目に触れるわけないんです。山梨の山奥に作ったキャンプ場に大勢の人が押し寄せるなんてことも、ないんです。

それこそ日本のどっかでこんなことが行われているかもしれないなって思えるくらいの、そんな身近に感じられるリアリティ感が、ほど良くほっこりさせてくれるアニメだと思います。

他にもね、ネタバレになりますがあおいちゃんが務める学校が閉校になったりとかするんですが、今の世の中ならそれってフツーな出来事なんですよね。

それをあえてフューチャーして物語を派手に展開させていく―――なんていうのが一般的なアニメ映画だったりするんですが、そんなことはしなくていいんです。

むしろ何気ない1つの出来事として過ぎ去っていく……まさにこれこそ「日常系のアニメ」ではないでしょうか。

是非ともそんな日常系アニメを、ゆったりとした気持ちで、特に何も考えず見てもらえたらかなり楽しめると思います。

【まとめ】月日を経ても決して変わらない日常を見せてくれる作品でした!

いかがでしょうか。まさに「これこそ日常ほのぼの系だな!」っていうアニメ映画を見させてもらった気持ちです。

相変わらず作るご飯は美味しそうでしたしね。。。これほどまでカップ麵をすするシーンの長いアニメはないかと思います。

まぁ彼女たち5人が大人になってしまって、少し物悲しい気持ちになったのは間違いありません。

ですが良い意味で中身の変わってない5人を見ることが出来て、それはそれで満足の行くアニメだったと思います。

【追記】映画『ゆるキャン△』の映像ソフトはコチラ。

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