今回は2022年6月30日に発売されるEVEシリーズ最新作『EVE ghost enemies(イヴゴーストエネミーズ)』について、発売前に分かっている情報の紹介と、シナリオの予想や考察をしていきたいと思います。
EVE信者である私は、既に初回限定版を予約済みです笑 どんなストーリーなのか、楽しみでしょうがないですね!
こんな人に読んでもらいたい!
- EVE信者の人
- アドベンチャーゲームが好きな人
- 子安武人さん・三石琴乃さんコンビのファンの人
この記事を読んで戴ければ、発売されるまで楽しみで寝れなくなるだけでなく、しっかりとした予備知識をもってプレイすることが出来るようになることでしょう。
【発売前情報】EVEシリーズ最新作『EVE ghost enemies(イヴゴーストエネミーズ)』の紹介
ではまず、今回発売されることになったEVEシリーズ最新作『EVE ghost enemies(イヴゴーストエネミーズ)』について、様々な情報をご紹介したいと思います。
EVEシリーズについて
まずはざっくりですが『EVEシリーズ』について解説します。
『EVEシリーズ』とは、『EVE burst error(イヴバーストエラー)』と呼ばれるシーズウェアから発売されたアドベンチャーゲームを原点とするシリーズ作品群です。
詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
そんな『EVEシリーズ』の最後に出た作品は、2019年4月25日に発売された『EVE rebirth terror(イヴリバーステラー)』でした。
そして今回2022年6月30日にシリーズ最新作『EVE ghost enemies』が発売されることになったのです。
元々は、2022年4月21日発売予定だった?
そんなEVEシリーズ最新作『EVE ghost enemies(イヴゴーストエネミーズ)』は、2021年12月頃に発表され、発売日は2022年4月21日予定でした。
しかし2022年3月に発売延期が発表され―――
『EVE ghost enemies』発売日延期のお詫びとお知らせ#EVEghostenemies pic.twitter.com/HCxLuTCwkO
— El Dia (@ElDia_PR) March 10, 2022
2022年6月30日発売となったのです。
変更の理由は「諸般の事情」とされていますが、詳しいことは分かっていない模様。
制作陣・キャスト・シナリオは?
では次に、既にわかっている制作陣やキャスト、ストーリー概要などについてご紹介します。
制作陣はEVEコンビ!
シナリオ担当は「さかき傘」さん。
小説家・シナリオライターさんで、代表作は「小説版つよきす」ですね。前作の『EVE rebirth terror』のシナリオを担当されています。
そしてキャラクターデザイン原画担当は「田島直」さん。
中村プロダクション出身のフリーアニメーターさんです。EVEシリーズ原点である『EVE burst error』の原画担当さんでした。
なのでEVEシリーズをよく知る2人……まさにEVEコンビによる作品というわけですね。
メインキャストは変更なし!
続いてキャスト……キャラクターボイスを当てている声優さん達についてです。
基本的にメインキャラクターの声優さんは『EVE burst error R』と『EVE rebirth terror』で起用されていた方々ですね。
キャラクター名 | キャスト | 有名出演作品(キャラクター) |
---|---|---|
天城 小次郎 | 子安 武人 | ONE PIECE(青雉) |
法条 まりな | 三石 琴乃 | 美少女戦士セーラームーン(月野 うさぎ) |
桂木 弥生 | 行成 とあ | ぐらんぶる(浜岡梓) |
氷室 恭子 | 松井 菜桜子 | 名探偵コナン(鈴木 園子) |
桐野 杏子 | 大橋 彩香 | ウマ娘 プリティーダービー(ウオッカ) |
甲野 三郎 | 内田 直哉 | NARUTO -ナルト- 疾風伝(うちはマダラ) |
香川 美純 | 渕崎 ゆり子 | 少女革命ウテナ(姫宮アンシー) |
沢城 七瀬 | Lynn | ぼくたちは勉強ができない(桐須真冬) |
レイス | 小松 未可子 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(戸塚彩加) |
アウラ | 小林 ゆう | 閃乱カグラ(葛城) |
リーサ | 瀬戸 麻沙美 | 呪術廻戦(釘崎野薔薇) |
シェリィ・メア | 豊口 めぐみ | 鋼の錬金術師(ウィンリィ・ロックベル) |
ジュリオ・フーリオ | 間島 淳司 | 緋弾のアリア(遠山キンジ) |
堀度 公一郎 | 津田 健次郎 | 呪術廻戦(七海建人) |
東海林 修司 | 野島 健児 | 弱虫ペダル(黒田雪成) |
イヴァンカ・レストレイジ | 小清水 亜美 | 咲-Saki-(原村和) |
山笠 喜一 | 玄田 哲章 | NARUTO -ナルト- 疾風伝(九尾) |
穂高 菜穂 | 芹澤 優 | 賭ケグルイ(夢見弖ユメミ) |
鉄野 海子 | 田中 敦子 | 攻殻機動隊 (草薙素子) |
沢城 荒原 | 土師 孝也 | ドラゴンクエスト ダイの大冒険 (2020)(バーン) |
相変わらずですけど、メインキャラクターはもちろんのこと、新キャラクターについてもホントに豪華キャストですよね。。。
製作費より声優さん達のギャラの方が高そうだなぁ。。。なんて思ってしまいますが、そんな風に実力派声優さんたちを惜しみなく起用してくるところもEVEシリーズの魅力ですよね。
そして現在の情報では、天城小次郎・法条まりながフルボイスかどうかはわかっていません。
前作にあたる『EVE rebirth terror』ではフルボイスではなくなってましたからね……フルボイスではない可能性は高いのではないかと思われます。
肝心のシナリオは?
では肝心のストーリー……シナリオは、どういったカンジになるのでしょうか。
【小次郎編】田舎の洋館で起きた村の有力者の不審死事件。その死には、村の伝承になぞらえた呪いという不穏な噂が流れていた……
【まりな編】まりなが出くわした暴走車の爆発事件。内調とCIAの提携を妨害するべく持ち込まれた未知の非人道兵器”Ever3″の仕業だった……
引用:EVE3
小次郎は「田舎で起きた事件」で、まりなは「CIAと共に暴走事件」―――と全く交わらなそうな事件からのスタートっぽいってことはわかります。
しかし、それ以外は正直何とも……ね。
まぁ全く関係性のなさそうなところから始まるのは、EVEシリーズのお決まりのパターンですかね。
あとはマルチサイトシステムがどう使われるのかが見物だといえるでしょう。
様々な特典アリ!
今回の『EVE ghost enemies(イヴゴーストエネミーズ)』には、様々な特典があります。
まず本ソフトはPlayStation4版とNintendo Switch版が販売されますが、そのどちらのソフトにもSPECIAL EXTRAとして―――
- DESIRE remaster ver.
- EVE burst error 名場面集
―――が収録されます。
また初回限定盤には250ページの大ボリュームスペシャル原画集がついてきます。
こちらは初期設定画・未公開原画・版権イラスト原画など含め全イベントCGが収録されています。
【発売前の大予想!】EVEシリーズ最新作『EVE ghost enemies(イヴゴーストエネミーズ)』の気になる点!
現在出ている情報は、上記が全てです。
恐らく発売日までは、上記以上の情報は開示されることはないでしょう。
特にこのEVEシリーズ作品はシナリオが最も重要で、そして評価されているゲームになりますので、シナリオに関しては実際プレイするまでわからないでしょうね。
ですが! あえて今わかっている情報だけを頼りに、このEVE信者である私が予想・考察をしていきたいと思います!
時系列的にはどうなったのか?
まずこちらの記事にて書かせていただいた、時系列の件です。
私はこの記事に書いた考察にて「今までとは別の、新しい時系列が構築されたのではないか?」と書かせていただきました。
現在の情報だけでは「この考察が正しかった!」と判断することは出来ませんが、可能性はより高まったと思われます。
根拠① D5の再登場
今作では「海原鉄子」が再登場します。
「海原鉄子」は、エール総合病院勤務の女医で『EVE rebirth terror』の登場キャラクターです。
今回の『EVE ghost enemies』の公式サイトには、このキャラクターの紹介ページはありませんでしたが、動画とspecialにはちゃんと記載されています。
名前が「海原鉄子」から「鉄野海子」になっていますが、声優さんも同じなので、同一人物で間違いないでしょう。
なぜ彼女の存在が重要なのか。
まず彼女の存在自体が、エルディア・EVE(御堂真弥子)とは切っても切り離せない関係性だからです。
彼女は、EVE(御堂真弥子)を生み出した「C計画」と並行して進められた「D計画」によって生み出されたクローン人間・D5です。
しかも彼女が務めるエール総合病院はエルディア出資の病院であり、『EVE rebirth terror』の時には御堂真弥子が保護されていました。
そんな彼女が『EVE ghost enemies』に登場するんです。
だとすると『EVE new generation』のようにエルディア・EVE(御堂真弥子)が絡まない作品―――つまり時系列を無視した作品にはならないでしょう。
そして彼女は『EVE rebirth terror』にて初めて登場したキャラクターですから、当然『EVE The Lost One』や『EVE The Fatal Attraction』などには登場しません。
そのことから『EVE ghost enemies』は、『EVE rebirth terror』にて生まれた新たな時系列に則った作品ではないかと予想されるのです。
根拠② 新キャラ・沢城荒原の存在
沢城荒原は、今回の『EVE ghost enemies』にて初めて登場するキャラクターです。
「鉄野海子(海原鉄子)」同様、公式サイトにはこのキャラクターの紹介ページはありませんでしたが、動画とspecialにはちゃんと記載されています。
今回小次郎は、葛城源三郎の旧知からの依頼で「田舎の洋館で起きた村の有力者の不審死事件」に関与する展開なわけですが。
その旧知というのが恐らくこの「沢城荒原」だと思われます。
そして葛城源三郎は、元エルディア旧情報部実行部隊「テラー」隊長だった人物です。
そんな葛城源三郎の旧知……当然エルディア絡みで付き合いがあったと考えるのが妥当でしょうから、時系列には則った作品であることは間違いないのではと思います。
EVE(御堂真弥子)が出てくる?
では実際、EVE(御堂真弥子)は登場するのか? ですね。
前作の『EVE rebirth terror』では、どちらかというとエルディア絡みというか、EVE(御堂真弥子)を生み出したドールマン・孔の話がメインでした。
まぁ最後にはがっつり関与してきましたけどね笑 その辺りは是非『EVE rebirth terror』をプレイしてみてください。
で、今回の『EVE ghost enemies』にEVE(御堂真弥子)が関与―――つまり出てくるかどうかです……今の段階では正直何とも言えませんねw
ですが可能性はあるかと思います。
それはパッケージ画像とか動画に金髪の少女が出てくるからですね。
まぁ金髪の少女が出てくると怪しく見えちゃうのはこのEVEシリーズにおいてはお決まりですし、尚且つそういったキャラクターが重要だったりするのもまたお決まりですよね。
その他の、今回出てくる新キャラの「リーサ」とか、あとは動画や公式サイトでチラっと描かれている血まみれの謎の女性も金髪っぽいんですよね。
何やらEVE(御堂真弥子)と関係がありそうな感じがします。
あとは未知の非人道兵器”Ever3”ですかね。だって”Ever3”の頭から3文字って、フツーにEVEじゃないですかw
実は「EVE r3(イヴ アールスリー)」だったりとかして、EVE(御堂真弥子)の更なるクローンを使った兵器とかじゃないかな?なんて……予想が安易すぎますかね。
時代感は進んでないかも?
原点である『EVE burst error』の発売が1995年であったこともあり、作品の時代感が1990年代でした。
なので例えば携帯電話が普及しておらず電話ボックスを利用していたりと、若干古臭さを感じてしまうこともあったことでしょう。
ぶっちゃけ、その辺りが若干マイナスに働いている印象もあるくらいです。
ですが先程記載した「新たな時系列の構築」がなされていれば、近代的な時代感になっている可能性もあるわけで、そうなればシナリオの幅が広がる可能性も上がることでしょう。
では実際『EVE ghost enemies』では、時代感は進んでいるのでしょうか。
現段階で判断するかぎり……正直ビミョーだと言わざるを得ませんが、どちらかというと進んでないのではないかと思います。
「時代感が進んだかもしれない」と考える根拠
時代感が進んだかもしれないと考える根拠……それは動画の中にスーパーコンピュータ?みたいなシーンがあるからです。
今まで極力こういう機械的なモノは、パソコン以外はあまり登場してこなかった作品ではあったので、それが登場するってことは……って話です。
Windowsすらないような時代感では実現しないのではないかと思うのです。
「時代感が進んでないかもしれない」と考える根拠
時代感が進んでいないかもしれないと考える根拠もまた、動画内のコンピューターのシーンなんですよね。
アップで出てくるパソコン的なモノのモニター……コレ、明らかにブラウン管ですよね? 明らかに古臭いカンジですよね? なので時代感は進んでないのかな?とも思うのです。
極めつけは動画内にて「監視カメラ?で撮られた映像の中の画面表示」です。
日付が「199X/12/01」となっていますからね……そうなると時代感は進んでないかもしれませんね。
気になる日付
日付については若干引っかかりますね……この日付が『EVE ghost enemies』内の日付ではないかもしれません。
なぜなら上記の日付が『EVE burst error』での日付(199X年12月2日~9日)に近いからです。
なので「バーストエラー事件を振り返るにあたり、過去の映像を見ている」という可能性がありますから、正直何とも言えません。
ですが『EVE rebirth terror』が『EVE burst error』からほぼピッタリ1年後の12月1日~9日(西暦が4桁から下2桁になってはいる)でした。
なので、新たな時系列のEVEシリーズは1年後刻みで作られていく可能性はありますね。
公式サイト等で見ると、登場キャラクターたちの服装が冬服っぽいですしね。12月の可能性は高いと思うのです。
ただ小次郎が畑を耕しているシーンもあるんですよね……冬でも耕す? う~ん……
まぁともあれ。そう考えると、やっぱり今回の『EVE ghost enemies』では、時代感は進んでいないかもしれませんね。
むしろそういった、若干古臭い時代感を大切にしたいと考えている作品なのかもしれません。
明治時代や大正時代の探偵モノの作品だってそれなりにありますからね。。。
「199X年という古き良き時代に存在した、探偵と捜査官の物語」というコンセプトで、今後のEVEシリーズは作られていくのかもしれませんね。
どんなシナリオっぽい?
では最も重要なシナリオについてです。
『reverse drive』とは無関係
まず第一に『EVE rebirth terror(イヴリバーステラー)』のPSVITA版の特典であるミニエピソードビジュアルノベル『reverse drive』とは全く関係がなさそうです。
このミニエピソードビジュアルノベル『reverse drive』を基準に練り直したものが次回作ではないかと思っていたのですが……どうやら違うようですね。
『reverse drive』は、なんというか……タイムスリップ系?みたいな、ちょっとSFっぽい要素でしたから。
現段階でのシナリオ予想【小次郎編】
まず小次郎側は、不審死を調査する為に向かった村「沢城堂村」と、エルディアには何らかの関わりがあるのではないかと思われます。
何かの実験をこの村でやってた―――とか、この村自体に隠された秘密とエルディアの科学局が関係している―――みたいな展開ではないかと。
そうでないと葛城源三郎と旧知の人間がこの村に住んでいたりはしないかと思われます。
現段階でのシナリオ予想【まりな編】
次にまりな側は、やはり未知の非人道兵器”Ever3”ですね。
非人道兵器と聞くと『EVE rebirth terror(イヴリバーステラー)』の「LOSE ONE」などが予想されますからね。。。まぁドールマン・孔もまた絡んできて―――みたいなシナリオなんですかね。
可能性としては「LOST ONE」もあり得ますが……多分時系列が違うからなぁ……ないと思いますが、そのアイディアだけは流用してくる可能性はありますね。
現段階でのシナリオ予想【全体】
そしてそれらが絡み合うとなると―――
「”Ever3”を使った人体実験が沢城堂村で行われていた」とか、あるいは「”Ever3”を作るにあたり沢城堂村にしかない何かが必要だった」とかでしょうか。
小次郎側からは「呪い」とか水神様「ぐるり」などといった、非科学的というかオカルト的な要素が垣間見えます。
でも、実はそれらはもっと科学的な何かで、それらがまりな側の話に関わってくる―――的な展開なども予想できますね。
なんて色々予想はしてみましたが……あのEVEシリーズですからね! きっとこんな予想をはるかに超えてくる凄い展開のシナリオを用意してくれていることでしょう!
【まとめ】プレイしてレビュー記事を書きました!【22/07/07追記】
今回は事前の情報だけを元に、EVE信者である私なりの予想や考察を記事にさせて頂きました。
なのでプレイした暁には、しっかりとしたレビュー記事を書かせていただきたいと思っております。その際は、是非読んで戴けると幸いです。
【22/07/07追記】プレイしてレビュー記事を書きました! 下記をご覧ください。
公式サイトはこちら。
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