【物語シリーズ】詐欺師・貝木泥舟が語る「教訓」のまとめ《今回の件からお前が得るべき教訓は―――》

今回は【物語シリーズ】に登場する詐欺師・貝木泥舟が語ってきた「教訓」についてまとめましたので、ご紹介したいと思います。

アロハのオッサンとは違い、まさに大人の男性な彼が語る人生の先輩としてのアドバイス的な「教訓」をまとめました笑

こんな人に読んでもらいたい!

  • 物語シリーズについて詳しく知りたい人
  • 貝木泥舟のような男に憧れている人
  • 将来の夢が詐欺師な人笑

この記事を読んで戴ければ、貴方も立派で有能な詐欺師になれる!……かもしれませんね笑

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【物語シリーズ】貝木泥舟が語る「教訓」のまとめ

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怪異の専門家であり偽者である詐欺師・貝木泥舟は、他人との会話の中で口癖のように「教訓」を語るキャラクターです。

アニメ「化物語」から「続・終物語」までの間で、貝木泥舟が語った「教訓」の回数は―――

なんと7回!(例外含めると9回)

少ない! 少ないですよね、コレ。もっと口癖のように話している印象があったのですが。。。

まぁそれほど出番のあるキャラクターではないこともありますが、出番の多かった「恋物語」では一度も「教訓」がなかったんですよね……それ故の少なさでもあります。

その全てのまとめです。例外まで含めてご覧ください。

初登場の教訓

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「真実など、例え思い通りであったところで、場合によってはくだらない。」

引用元:アニメ『偽物語』かれんビー その3

初めての「教訓」は、まさに貝木泥舟が初登場した『偽物語』の「かれんビー その3」にて、神原家の前で出会った阿良々木暦との会話の中で出てきます。

この街に臥煙遠江の忘れ形見―――神原駿河がいることを知って様子を見に来たが、その姿に落胆した際に吐いたセリフです。

これは真実―――つまり「臥煙遠江に娘がいた!」ということは間違いないが、とても娘とは思えないという意味だと思われます。

この辺りは明確に表現されていないので、アニメしか見ていない私からすると推測の域を出ませんが、貝木泥舟は臥煙遠江に憧れていた(好きだった)ので、その辺りを期待した?のではないかと。

まぁそれはともかく、意外と物事ってそうだったりしますよねって話ですかね。

確かに思った通りであったとしても、時と場合によっては期待していたモノとは違ってくだらないモノへとなり下がることもありますからね。

過度な期待はするな!ってことなんですかね。

ビジネスマン必聴の教訓

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「タダ働きは割に合わない。」

引用元:アニメ『偽物語』かれんビー その5

次なる教訓は『偽物語』の「かれんビー その5」にて、羽川翼の協力を得て乗り込んできた阿良々木火憐へと語った言葉です。

誰に頼まれたわけでもなく、ただただ己の中にある正義の為だけでやってきた阿良々木火憐に対して「依頼されていれば10万は取れる」と言った貝木泥舟の後のセリフです。

結果として「乗り込む」という行為をするとしても、依頼されてくるかどうかでお金が発生していたかもしれないんだぞということを言っているわけですが。

そう考えると貝木泥舟は詐欺師ではありますが、その思考はかなりやり手のビジネスマンであると感じられますね。

常に利益を考えて行動する……ビジネスマンとしての思考を常に持ち合わせているということなのでしょう。

ビジネスマンとして持つべき「教訓」だと言えますね。是非とも新卒社会人の方には覚えておいて欲しいところです笑

この世の中の真実を語る教訓

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「正義で解決しないことがないよう、金で解決しないこともない。」

引用元:アニメ『偽物語』かれんビー その5

こちらの教訓も上記と同じく『偽物語』の「かれんビー その5」にて、対峙する阿良々木火憐へと語った言葉です。

阿良々木火憐に対し「お前はお前の行為によって誰かを幸せにするかもしれない。しかしそれは、俺が稼いだ金を浪費して資本主義経済を潤すのと何ら変わりがない」と論破した時のセリフですね。

屁理屈のようにも思えますが、世の中の真実でもある「教訓」だと言えるでしょう。

確かに少し一方的な見方ではありますが、お金で解決できない問題なんて早々ありませんからね、この世の中は。。。そういった現実を知っている大人だからこそ出てくる発言かと。

そして何より……そんなことを言いながらも、貝木泥舟は「正義でもお金でも解決できないものがある」ことを誰よりも知っているんですよね。。。とても深い言葉です。

経験に基づく注意喚起的な教訓

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「人を見たら詐欺師と思え。」

引用元:アニメ『偽物語』かれんビー その5

そしてこちらの教訓も上記と同じく『偽物語』の「かれんビー その5」にて、去り際に阿良々木火憐へと語った言葉です。

暴力で解決しようとする阿良々木火憐に対して「囲い火蜂」をプレゼントした際のセリフですね。。。意味としてはそのまんま「人を疑うことを覚えろ」ということです。

とにかく「人」というモノを信用していないからこその言葉なのですが、それはつまり貝木泥舟はその昔に多くの人から騙されてきたってことなんでしょう。

何度となく「騙されてきた過去」があるからこそ、常日頃から人を疑って接している。。。つまりは経験則から来る言葉だということです。そうでなければ出ない言葉だと思います。

とはいえ「全ての人間が悪意を持っていると疑え!」とまでは言いませんが「先入観にとらわれてはいけない」という意味で捉えれば、とても為になる言葉です。

人と接する時は、是非とも思考を止めずに、様々な可能性を考慮して付き合うことが出来る人間になりたいものです。

人生の先輩からの教訓

「偽物語」 第三巻/かれんビー(下)【完全生産限定版】 [Blu-ray]

「人生に劇的なことを期待してはならない。」

引用元:アニメ『偽物語』かれんビー その7

こちらの教訓は『偽物語』の「かれんビー その7」にて、デパートの屋上にて対峙する戦場ヶ原ひたぎとの会話で語られた言葉です。

かつて戦場ヶ原ひたぎに乱暴しようとした男が、車にひかれて死んだことを告げた時。戦場ヶ原ひたぎが決別しようとしている過去がその程度だと言い放った時のセリフですね。

この言葉自体は、戦場ヶ原ひたぎのことを思って「お前の過去のことは大したことじゃない。だからいつまでも気にしないで大丈夫だ」という励ましの言葉として語っています。

とはいえ、これはまさに「人生の先輩」の言葉ですよね。

兎角若い頃って「劇的さ」を人生に求めがちですからね。まるで主人公のような、あるいは悲劇のヒロインになったかのような人生になるのだと思いがちです。

ですが実際のところは、そんなドラマチックな展開なんてものはほとんどない、ただただ日常を繰り返すのが「人生」なんですよね。

人生には「劇的さ」に期待するより、目の前にある「小さくても幸せな日常」を積み重ねていくことを考えるべきだという、まさに人生の教訓たる言葉です。

改めて意識しておくと良い教訓

花物語 第一巻/するがデビル(上)(完全生産限定版)(Blu-ray Disc)

「人の縁とはどこでどう役に立ってくるか、わかったものではない。」

引用元:アニメ『花物語』するがデビル その2

こちらの教訓は『花物語』の「するがデビル その2」にて、自分の街から出てきた神原駿河との初対面の際に語られた言葉です。

これは「沼地蠟花(ぬまちろうか)」との縁があったから、神原駿河と接点を持つことが出来たことで出た発言ですね。。。まぁ戦場ヶ原ひたぎや阿良々木暦も含まれての発言かもしれませんが。

ぶっちゃけ凄く良く聞く様な教訓ではありますが、敢えて改めて意識しておくと良い言葉だなぁと思いますね。

「情けは人の為ならず」と言いますか、人の縁とは巡り廻るものなので「その場の損得」だけで対応することなく、可能な限り好意的に接点を持った方が良いということです。

「因果応報」という言葉もあるように、「因果」―――つまり全ての行為はのちの運命を決定するものですからね。

現代人に刺さる教訓

ヴァイスシュヴァルツ 肉奉行 貝木泥舟 コモン MG/S39-046-C 【<物語>シリーズ セカンドシーズン】

「逃げるだけでは解決しない物事もある。」

引用元:アニメ『花物語』するがデビル その2

こちらの教訓も『花物語』の「するがデビル その2」にて、突然走って逃げだした神原駿河を捕まえた際に語られた言葉です。

走ることに自信を持っていた神原駿河が、貝木泥舟の圧倒的な走力の前に負けて涙目になっているとことで告げられた言葉ですね。

元々足が速くなったのも「逃げた」ことによるものであり、そう考えると常に逃げ続けてきたと言える神原駿河にとってその言葉は、とても突き刺さるものだったと言えるでしょう。

それを貝木泥舟は知っていてなのか、それとも知らずに言ったのかは気になる所ではありますが、ともあれ逃げ出しがちな現代人にも突き刺さる言葉ではないでしょうか。

逃げることは悪いことではないですが、逃げることで状況が悪化することもあれば、先延ばしになるだけのことも結構ありますよね。

逃げずに立ち向かうことは辛いです。しかし必要な場面では逃げず、その辛さや痛みに耐えなければならない。この言葉を胸に秘め、来たるその時の為に力をつけておく必要はあるでしょう。

まぁ「現代人が逃げ出しがち」かどうかはは「私の感覚」によるものですので、あしからず笑

敬意を持つことの大切さを説いた教訓(例外①)

「偽物語」 第三巻/かれんビー(下)【完全生産限定版】 [Blu-ray]

「今まで散々世話になってた機器を、あっさり「ガラケー」とかガラクタみたいに呼ぶ人間にだけはなりたくない。」

引用元:アニメ『偽物語』かれんビー その7 次回予告

ココからは例外です。

例外①は『偽物語』の「かれんビー その7」の次回予告にて、ナレーターを務めた貝木泥舟がスマホについて語った際に出た教訓wです。

まぁ次回予告のどうでもいいネタだったので、例外とさせて頂きました笑 まぁ為になるっていう「教訓」でもないですしね。

ですが「今まで世話になった「何か」に対して敬意を持てないという人間にはなりなくない」という気持ちは理解できますよね。

すぐに次の「何か」へと心が移ってしまう―――それはつまりその時の自分の想いが「軽い」あるいはその時の気持ちを「裏切っている」みたいですから。

その時の想いを大事に出来ないヤツが、次の「何か」を大事に出来るわけないですよね。それに何より自分が薄っぺらく感じてしまうことでしょう。

なのでまぁ……呼び方はともかく、新しい「何か」が出てきたとしても、それまでの「思い出」を大切に出来る人間になりましょうね!って話……ということで笑

とても重みのある教訓(例外②)

「偽物語」第五巻/つきひフェニックス(下)(完全生産限定版) [Blu-ray]

「偽者の方が圧倒的に価値がある。そこに本物になろうという意思があるだけ、偽者の方が本物よりも本物だ。」

引用元:アニメ『偽物語』つきひフェニックス その4

例外②は『偽物語』の「つきひフェニックスその4」にて、阿良々木暦との対峙する影縫余弦が語った「過去に貝木泥舟が語った言葉遊び」ですね。

これは貝木泥舟が「今回の件からお前が得るべき教訓は―――」と語った言葉ではなく、影縫余弦が「貝木泥舟の言葉を借りて言うならば、自分達が得るべき教訓はコレだった」というモノなので例外とさせて頂きました。

これは本当に重い言葉ですよね。。。自ら「偽者」だと思っている貝木泥舟が語る言葉としては、本当に重みのある言葉だと思います。

きっとかなりの葛藤があったんだと思います。本物になろうとかなり努力したけれど届かなかった、なれなかった貝木泥舟が、自らを肯定する為に吐いた言葉なんでしょう。

これをそのまま、この記事を読んでくださっている皆様が自らの「教訓」とすることは難しいと思います。

ですが1つの考え方として、この「偽者」というのは「努力したが、自分が理想とする者になれなかった者」だと言えると思います。

つまりこの教訓は「例え理想には届かなかったとしても、それは決して無駄ではない。努力をしたその過程は、本物よりも尊いものなんだ」と言い変えることも出来るのではないでしょうか。

これは私個人の解釈ではありますが、わかって頂ける人もいらっしゃるのではないでしょうか?

【まとめ】この記事を読んだ貴方が得るべき教訓は―――

いかがでしょうか。人生の先輩が、出来るビジネスマンが、大人の男性が語る良い「教訓」ばかりだったと思います。

貝木泥舟に関してはアニメではその生い立ち(臥煙遠江との関わり方や大学時代のこと)が描かれていませんので、アニメしか見ていない私にはどのような経験を経て今の彼となったのかはわかりません。

ですが自らを大したことない中年のおっさんだと、「偽者」だと語る彼には、それだけの人生があったことは推測されます。

だからこそこれほどの「教訓」を語ることのできる魅力あるキャラクターなのでしょう。叶うことなら「恋物語」以上の「貝木泥舟の物語」をアニメで見たいところです。

それが今回の件から私が得るべき教訓でした笑

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