今回はアニメ『物語シリーズ』がタイアップした歴代のスロット機を、スロッター視点でご紹介したいと思います。
実は私、それなりにスロット打ってきたスロッターなんですよ! なので今回はアニメファンとしてではなく、スロッターとしての視点で紹介したいと思います!
こんな人に読んでもらいたい!
- アニメ『物語シリーズ』ファンで、何でも知っておきたい人
- 私と同じアニメ『物語シリーズ』好きのスロッター
- アニメ『物語シリーズ』の新台・次回作スロットに関する情報が知りたい人
この記事を読んで戴けたら、今からでもスロッターの仲間入り(『物語シリーズ』限定)することが出来ることでしょう
アニメ『物語シリーズ』タイアップの歴代スロット機
ココではアニメ『物語シリーズ』タイアップ歴代スロット機をご紹介したいと思います。
注意点としてはこのブログは攻略サイトではありませんので、全ての数値等は紹介しません。あくまでも紹介をメインとしています。
パチスロ化物語
基本情報
2013年10月に登場した『物語シリーズ』初のタイアップ機である「パチスロ化物語」です。
スペック 設定 AT初当たり 解呪ノ義(初当たり) 解呪ノ義(連チャン込み) 機械割 1 1/215.5 1/126.7 1/92.9 97.4% 2 1/207.5 1/123.1 1/88.7 98.6% 3 1/199.4 1/121.2 1/85.3 100.8% 4 1/191.9 1/116.2 1/80.9 103.5% 5 1/181.0 1/112.4 1/76.5 107.1% 6 1/155.4 1/102.5 1/61.3 112.4% 引用:DMMパチタウン
当時にしては珍しい純増2.7枚の差枚数管理型AT機でしたが、かなりの人気を博しましたね。。。ココからアニメを見始めたという人も結構いらっしゃったことでしょう。
5号機の完全撤去に伴って2019年8月頃にはホールから姿を消しましたが、それまではホールの主軸機種として活躍していた台でした。
アニメ作品情報
この「パチスロ化物語」は、アニメ『化物語』の映像のみ構成された台でした。
アニメ『化物語』1話~15話までの様々な名シーンを拝むことが出来ましたね。。。中には見るのが難しいシーンなども結構ありました。
特に第5話の戦場ヶ原ひたぎの「I LOVE YOU」や、第12話の阿良々木暦・戦場ヶ原ひたぎの星空デート(天文台ビッグ)などは結局ホールで見れなかった人も多かったのではないでしょうかね。
出玉トリガー
この「パチスロ化物語」で大量出玉を獲得する為のトリガーは、主に2つです。
まずはロングフリーズ「始マリノ刻」ですね。
約1/16,000で起きるフリーズで、恩恵は「AT+白ビッグ」。これだけでは大量出玉には繋がらないのですが、コレがキッカケとなることが多かったですね。
もう1つが「倍々チャンス中の怪異図柄揃い」です。
AT「幸時間」中に起きる差枚数上乗せ特化ゾーン「倍々チャンス」にて、狙え演出で怪異図柄を揃えることが出来ると2つの特典を得ることが出来て、コレが強力でした。
- エクストラサービス
- 超倍々チャンス(当選確率20%)
「エクストラサービス」は0G連チャンの上乗せ演出で、「超倍々チャンス」は怪異揃いの20%で当選して「倍々チャンス」の性能が格段に上がります。
この2つを事故らせることが大量出玉を獲得するには必要ですね。これに「倍々チャンス」のキャラアイコン(特に忍アイコン)を絡ませることが出来れば、万枚も目指せる仕様です。
大量出玉でなくても、普通に勝つための条件としては―――
- 通常時の怪異図柄揃いで、ちゃんとCZ「解呪ノ義」に入れてAT「幸時間」へと繋げる
- 比較的薄い確率のボーナスを何回も引く
- 上手いことやって「倍々チャンス」を伸ばす
―――ことですね。まぁ当たり前のこと記載してますけども。
負ける時は「解呪ノ義に入らない」「解呪ノ義が突破できない」「ボーナス引けない」「倍々チャンスが5枚×2倍=10枚ばかり」が多いんですよね。
なのでそういう日は諦めるのも大事な台でした。
私なりの設定判別
この「パチスロ化物語」は設定判別がかなり難しい部類の台で「ココを中心に見ておきたいという指針がない」というのが私の見解です。
なので設定判別は、少しずつある設定差を総合的に見て判断する台ですね。
その中でも私は―――
- スイカ&弱チェリー確率
- 滑りチャンス目からのボーナス当選率
- 解呪連移行率
- ボーナス確定画面
―――あたりを見つつ、総合的な判断をしていました。
あとは確定系の演出ですね。
これは1つだけで、赤7当選時にボーナス確定画面が「忍」だった場合、設定5以上が確定します。
ただボーナス自体が重たい上に、ボーナスが白7に昇格してしまう可能性もあるし、さらに「忍」選択率も6.2%しかない為、滅多に出てきませんでした。私も見たことないです。
まぁそんなカンジで設定判別な難しい台なのですが、あまり設定に依存しないタイプの台だと思っています。
通常時に怪異図柄からしっかりCZ「解呪ノ義」に入れられれば、そこからのAT「幸時間」への突入率にはそこまでの設定差がありませんし、上記で説明した出玉トリガーも設定差はありません。
なので印象としては「高設定はチャンスがいっぱいもらえるタイプの台」ってカンジなので、チャンスを生かせれば低設定でも普通に勝てる台という印象ですね。
評価
総合評価 ★★★★☆
- 人気度 ★★★★★
- 爆発力 ★★★★☆
- 設定判別 ★★☆☆☆
- 面白さ ★★★★☆
- 勝ちやすさ ★★★☆☆
パチスロ偽物語
基本情報
2016年2月に登場した、「パチスロ化物語」に続く『物語シリーズ』タイアップ機の第二弾・「パチスロ偽物語」です。
スペック 設定 同色BB 異色BB BB合算 ART 機械割 1 1/417.4 1/478.4 1/199.8 1/567.0 98.5% 2 1/464.8 1/407.1 1/195.0 1/569.5 100.1% 3 1/397.2 1/452.0 1/190.5 1/545.0 101.7% 4 1/439.8 1/387.8 1/186.2 1/465.0 105.2% 5 1/378.8 1/428.3 1/182.0 1/409.1 109.5% 6 1/417.4 1/370.3 1/178.1 1/359.8 113.1% 引用:DMMパチタウン
大人気だった前作「パチスロ化物語」の後継機ということで、かなり期待されて登場したのですが。。。という印象の台です。
あまり人気のない差枚数管理型だったのに爆発的な人気を博した「パチスロ化物語」の後継機だったのに、全く違うゲーム性の「A+ART」で登場して拍子抜けしたスロッターは多かったことでしょう。
とはいえ「A+ART」好きには人気はありましたし、5号機の完全撤去に伴って2022年1月頃に撤去されるまで、ずっとホールにはあるような台でしたね。
アニメ作品情報
タイトルからもわかる通りで、この「パチスロ偽物語」は基本的にアニメ『偽物語』の映像が使用されています。
主にファイアーシスターズこと阿良々木火憐と阿良々木月火の登場するシーンがメインでしたが、一部では前作のアニメ「化物語」の映像も使われています。
単純に前作「パチスロ化物語」の解呪ノ義がそのまま流用されているのですが、それが見られるということはそれなりの出玉が獲得できる状況だったので、嬉しい瞬間だったりしましたね。
出玉トリガー
「パチスロ偽物語」で大量出玉を獲得する為に必要なことは1つです。
いかにART基礎ゲームとなる「語」を大量に獲得できるか、ですね。
その「語」を大量に獲得できるトリガーにはいくつかあります。
まずはロングフリーズ「始マリノ刻」ですね。
単独白7(設定1なら1/65,535)成立時の一部で発生するフリーズで、恩恵は「BIG+ART」。
さらにフリーズ発生時に「50語」獲得できるだけでなく、そのBIG消化中は「語」獲得率が大幅アップしますからかなり強力です。
次に「和解ノ儀」ですね。
通常時の忍状態高確率滞在時にのみ突入抽選が行われる特殊な解呪ノ義で、突入率は約1/8,000~1/19,000くらいとかなり薄いフラグですが、消化中は「語」直接上乗せだけでなく、「語」の上乗せ特化ゾーン「倍々チャンス」の抽選も行ってくれるので超強力です。
あとは「蕩れ」状態に入れることです。
ART中の状態の1つで、この「蕩れ」状態になると高確率で「倍々チャンス」に入れることが出来ますから、それによって「語」を大量に獲得できるチャンスがもらえるってことです。
倍々チャンス自体の仕様は前作「パチスロ化物語」と同じなので、「パチスロ化物語」にも記載した怪異図柄揃いのエクストラサービスや超倍々チャンスなどを絡めると強力です。
それらを踏まえた上で勝つための条件としては―――
- とにかくARTにぶち込んで「語」を大量に獲得する
- 最低でも確率通りにBIGを引く
―――ことです。
「パチスロ偽物語」は「A+ART」なので、出玉を獲得するにはボーナス(BIG)がとにかく大事なんですよね。
この台は結構確率通りに引けないことが多い印象です。いくら「語」を大量に獲得できてもBIGが引けなくてしょぼい出玉で終わることも多い台なので、最低でも確率通りに引けないときついですね。
私なりの設定判別
私がこの台「パチスロ偽物語」の設定判別の際に、基点としていた判別要素は3つです。
1つ目は小役確率です。
「パチスロ偽物語」はチェリー・右下がりスイカ・中段スイカに段階的な設定差が設けられており、それらの3役合算で判別します。
「パチスロ偽物語」小役確率・3役合算 設定 チェリー 右下がりスイカ 中段スイカ 3役合算 1 1/138.2 1/89.4 1/383.2 1/47.5 2 1/131.3 1/86.0 1/336.0 1/45.0 3 1/125.0 1/82.8 1/299.2 1/42.7 4 1/119.3 1/79.9 1/269.6 1/40.6 5 1/114.1 1/77.1 1/245.4 1/38.7 6 1/109.4 1/74.6 1/225.2 1/37.0 引用:DMMパチタウン
3役合算ならかなり分母が小さくなるので、判別しやすいですし試行回数が少なくても済みますからね。それぞれの確率を見つつも、メインは3役合算ってカンジです。
2つ目がボーナス(BIG)合算確率ですね。
白BIGには設定差がない(1/1927.5)なので除外しても良いのですが、まぁあまり引けないのでそのまま上記に記載したスペック表の確率で判別します。
出玉トリガーにも書いた通りでボーナスが確率通りに引けるかどうかが重要なので、それぞれのボーナス確率というよりかは合算で引けているかどうかを中心です。
最後がBIG中の特殊画面選択率です。
BIG消化中の中段ベルテンパイ時に2連白7を目押しすることで出現する画面で、奇数設定示唆・偶数設定示唆などの設定示唆画面が登場します。
注目すべきは―――
- 戦場ヶ原ひたぎ・羽川翼(設定2以上)
- 頭にシーツをかぶった阿良々木火憐・阿良々木月火(設定4以上)
―――ですね。
ただ上記は設定○○以上は確定しますが、目押し成功回数によって出現率が異なったりしますので、ちょっと注意が必要です。
最後に、この台は上記にも書いた通り「A+ART」なので「設定がないとボーナス確率が悪くて勝ちにくい」タイプの台と言えますから、判別は結構重要です。
上記に書いた出玉トリガーを引ければ「低設定による誤爆」は十二分にあり得る台ではありますけど、前作「パチスロ化物語」よりは確実に設定を意識する必要のある台です。
評価
総合評価 ★★★☆☆
- 人気度 ★★☆☆☆
- 爆発力 ★★★☆☆
- 設定判別 ★★★☆☆
- 面白さ ★★★☆☆
- 勝ちやすさ ★★★☆☆
A-SLOT偽物語
基本情報
2016年7月に登場した、「パチスロ偽物語」ベースのAタイプ機「A-SLOT偽物語」です。
スペック 設定 同色BB 異色BB RB ボーナス合算 機械割 機械割(完全攻略) 1 1/455.11 1/455.11 1/455.11 1/151.70 98.32% 100.43% 2 1/448.88 1/448.88 1/422.81 1/146.61 99.98% 102.12% 5 1/414.78 1/425.56 1/385.51 1/135.97 104.58% 105.96% 6 1/372.36 1/385.51 1/318.14 1/118.72 109.70% 112.65% 引用:DMMパチタウン
「パチスロ偽物語」の筐体も演出もそのままに、Aタイプへと仕様を変更して登場したのが本機で、結構人気を博しましたね。
個人的な印象ではありますが、ベースとなった「パチスロ偽物語」よりもこの「A-SLOT偽物語」の方が人気があったと思います。
こちらも5号機の完全撤去に伴って、「パチスロ偽物語」と共に2022年1月頃にはホールから姿を消しました。
アニメ作品情報
「パチスロ偽物語」がベースになっている……というか、基本的には新規の映像が追加されていたりはしていませんので、「パチスロ偽物語」と同じ映像が使われています。
ただ、一部ミニキャラが追加されたりとか、特殊画面などが増えています。
おすすめは忍REGですね。RBの一部で突入する、忍推しの為に作られたかのような映像が流れます。
特に特典などはないのですが、設定差がありますので頻発して欲しい映像の1つです。この辺りは下記の設定判別のところでご紹介します。
出玉トリガー
この「A-SLOT偽物語」はAタイプですので、とにかくボーナスを引きまくるしかないですね。
実際にはチェリーとスイカからのボーナス当選率に設定差があるので、高設定ほどこの2役からボーナスに繋がり易い仕様ではありますが、個人的に重要なのはそこではないです。
この「A-SLOT偽物語」で勝つために必要なのは、設定差のない「怪異リプレイ」からのボーナスを、いかに取りこぼさないかです。
怪異リプレイは弱でも30%、強で66%の重複期待度のある小役なので、これを引いた時にちゃんとボーナスを引くことが大事です。
っていうかココからボーナスが引けない時は、高設定でも普通に負けますw チェリー重複もメイン契機ではありますが、この怪異リプレイがかなり重要ですね。
私なりの設定判別
私がこの台「A-SLOT偽物語」の設定判別の際に、基点としていた判別要素は4つです
1つ目は通常時のベル確率です。
「A-SLOT偽物語」はベル・スイカA・チェリーの3役に設定差があるのですが、主にベル確率を中心に見ていました。
「A-SLOT偽物語」小役確率・3役合算 設定 ベル スイカA チェリー 3役合算 1 1/7.65 1/92.04 1/74.47 1/6.42 2 1/7.47 1/91.27 1/73.71 1/6.28 5 1/7.31 1/89.77 1/72.17 1/6.15 6 1/7.15 1/87.61 1/68.40 1/6.00 引用:DMMパチタウン
ベルは分母がかなり小さいので判別しやすいですし、千円ベースの回転率に関わってきますから投資にも影響しますので重要視します。
2つ目がチェリー・スイカAからのボーナス重複率です。
ボーナス出現率の設定差はこの2役の重複率なので、この2役からどれだけボーナスにつながるかで判別します。
チェリー・スイカAのボーナス重複率 設定 チェリー スイカA 1 1/10.00 1/1.12 2 1/10.91 1/1.95 5 1/12.78 1/3.56 6 1/17.33 1/5.88 引用:DMMパチタウン
特に高設定は「チェリーからのボーナス引けるなぁ」と思うことが多いです。スイカからは数回引ければ「お?」ってなるカンジですかね。
3つ目が忍REGですね。
RBにはヒロインREG(阿良々木火憐・阿良々木月火)と忍REGの2種類があり、その中身については映像が違うだけなのですが、忍REGが選択される確率には設定差があります。
忍REG選択率 設定 選択率 1 10.7% 2 13.7% 5 18.3% 6 21.4% 引用:DMMパチタウン
設定1と設定6では2倍違うので、頻発するようなら……みたいなカンジですね。
最後がボーナス中(主にBIG中)の設定示唆です。
この「A-SLOT偽物語」には、ボーナス中(主にBIG中)に様々な設定示唆が出てきます。
- 同色BIG中のビタ押しによって出現するミニキャラ
- 特定条件下における祝福カットイン
- ボーナス終了時のボイス
それぞれ奇数設定示唆・偶数設定示唆・高設定示唆はもちろんのこと、設定2以上・設定5以上などの確定系も存在します。
それなりに数多くあるので、確定系もそれなりに出現してくれる印象ですから、めんどくさがらずにBIG中は毎回ビタ押しを心掛ける必要がありますね。
それ以外にもボーナス中はハズレ確率に設定差があり、コレも意外と重要です。上記も含めた詳細は攻略サイトなどをご覧ください。
個人的には上記を意識しつつも、一番はボーナスを重視した方が良いです。
何故なら「設定5以上」が確定した台でも負けることがあるからです。「設定5だから!」と粘って負けることが多々あるのが「設定5以上の確定系が出た「A-SLOT偽物語」」なんですよ。
高設定でもボーナス引けないと全然負けれる台なんですよ。。。まぁそういう時は大抵は設定5なんですけどね……「確かに設定5以上確定ではありますけど!?」って叫びたくなります。
ホール側もわかっているので「本当に出玉で見せたい時は設定6」「高設定が入ってることを見せたい時は設定5」を使っている印象です。
もちろん長い目で見れば設定5を打てば確実に勝てるのでしょうけど、その日単体では全然負けれる台なのでご注意くださいな。
評価
総合評価 ★★★★☆
- 人気度 ★★★★☆
- 爆発力 ★★☆☆☆
- 設定判別 ★★★★★
- 面白さ ★★★★☆
- 勝ちやすさ ★★★☆☆
パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン
基本情報
2020年3月に登場した、6号機初の『物語シリーズ』タイアップ機・「パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」です。
スペック 設定 結末ノ義 傾物語 機械割 1 1/149.4 1/331.4 97.3% 2 1/147.6 1/323.8 98.9% 3 1/146.9 1/311.9 101.1% 4 1/145.2 1/273.9 105.1% 5 1/141.1 1/250.2 109.0% 6 1/133.1 1/221.8 112.8% 引用:DMMパチタウン
6号機で登場した「パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」は、再び初代「パチスロ化物語」と同様に差枚数管理型のAT機として復活しました。
6号機初期の台ということで特有の仕様で、出来レースな印象が強いタイプの台です。
アニメ作品情報
タイトルが「パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」ということで、映像は全て『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」からのみ使用されています。
『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』なので―――
- 猫物語(白)
- 傾物語
- 花物語
- 囮物語
- 鬼物語
- 恋物語
―――の6つですね。
ボーナス(CZ)となる「傾物語」では当然『傾物語』の映像が使われ、通常時の画面にてそれ以外が使用されています。メインとなるATはいつも通りの「幸時間」です。
出玉トリガー
この「パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」にて大量出玉を獲得するトリガーは、主に2つです。
まずはロングフリーズ「高マリノ刻」ですね。
リールロック3段階目で発生するフリーズで、確率は全設定共通で1/65,535。特典は「白7BIG+AT+倍々チャンス+蕩れスタート」と超強烈です。
もう1つは……まぁざっくりしてますが、「倍々チャンス」やBIGを引いて上手いことやるってカンジでしょうか。
イメージとしてこの「パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」は、初代の「パチスロ化物語」とほぼ同じゲーム性ですが、圧倒的に「倍々チャンス」やBIGを引きにくいです。
同じようなイメージで打つとイライラするくらいに「倍々チャンス」やBIGを引けませんね。。。なので、まずはAT突入時に必ず入る「倍々チャンス」をいかに上手くやるかが勝負です。
そこである程度の枚数をゲットして、それを消化する間に数少ないチャンスをものにして特殊AT「あとがたり」まで持って行く流れです。
「あとがたり」までいけば100枚単位でループしますので、そこまで行って頑張って6号機の上限である2,400枚取りましょうってカンジですね。
ただ、突入時の「倍々チャンス」のみでストレートに駆け抜け終了も多い台ですので要注意。
私なりの設定判別
「パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」を設定判別する際に、基点に出来る要素はいくつかあります。
例えば小役確率です。
「パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」には、スイカAと共通ベルに設定差が設けられていますので、個別に見て判断できます。
設定差のある小役 設定 スイカA 共通ベル 1 1/116.2 1/88.6 2 1/114.2 1/81.9 3 1/112.2 1/76.2 4 1/110.3 1/71.2 5 1/108.5 1/66.9 6 1/106.7 1/63.0 引用:DMMパチタウン
ボーナス(CZ)である「傾物語」の直撃確率なども使えます。
基本的に「傾物語」は、そのCZとなる「和解ノ義」を経由して当選するのですが、高設定ほど通常時のチェリーから直で「傾物語」へ行くパターンがあり、そこに設定差があります。
「傾物語」直撃確率 設定 選択率 1 1/2059.2 2 1/1737.1 3 1/1357.1 4 1/860.7 5 1/734.7 6 1/675.2 引用:DMMパチタウン
その他にもAT終了後に出る「サミートロフィー」や、ボーナス確定画面による示唆など、確定系の示唆演出もかなり多く存在します。
ですが個人的に設定判別の際に重要視するのは1つだけですね。これだけ意識していれば勝ちやすく負けにくい立ち回りが出来ることでしょう。
それは「傾物語」の突破率(パーセンテージ)の数字の大きさですね。
この「パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」は6号機―――しかも比較的6号機の初期に出た台なので、設定6だけは特有の出方をします。
1回のATで大きな出玉は獲得できない代わりに、コンスタントにATに突入して綺麗な右肩上がりのグラフを描く……そんな出方です。
なので設定6はAT「幸物語」に入りやすい……つまりボーナス(CZ)となる「傾物語」を突破しやすいんです。
「傾物語」はその突破率がパーセンテージで表示されます。つまり設定6はその数字が大きくなりやすいという特徴があるんです。
もうこれは明らかに別物ってくらいに設定6は高い数字が出ます。何度も設定6を打ちましたが、すぐにわかるレベルです。誰でも気付けるってくらい違います。
目安としては「設定6は40~50%以下が出にくい」ですね。これは初期の数字であり「傾物語」消化中の小役分を足さない状態で、です。
大体「傾物語」消化中の小役分を足して「70%以上になることが多い」のが設定6ですね。もちろん下回ることもありますが、小役分を足して50%以下になることは経験上ほとんどなかったです。
なので「傾物語」を3回くらい消化して、最初の数値が「26~29%」くらいが2回見えてしまったらヤメて良いくらいです。
その3回で出玉が獲得出来ていてもそうでなくても、そのくらいを推移してしまったら私はヤメます。設定6だけを打ちたいからですね。それ以外の設定は勝率がブレまくるので危険なんですよ。
もし逆に3回とも高めの数値が出たら、上記に記載した小役確率や直撃率を見つつ判別するってカンジですね。
まぁサミートロフィー出やすい仕様だと思いますので、その時には確定系が出てることでしょう。
評価
総合評価 ★★★☆☆
- 人気度 ★★☆☆☆
- 爆発力 ★★★☆☆
- 設定判別 ★★★☆☆
- 面白さ ★★★★☆
- 勝ちやすさ ★★★☆☆
【最新台!】パチスロ傷物語 始マリノ刻
基本情報
2023年9月に登場した、6.5号機『物語シリーズ』タイアップ機・「パチスロ傷物語 始マリノ刻」です。
スペック 設定 AT初当たり 出玉率 1 1/265.3 97.8% 2 1/258.1 98.8% 3 1/241.9 101.1% 4 1/219.1 105.1% 5 1/202.5 108.5% 6 1/190.6 111.3%
現在スマスロが台頭してきている中で、あえてのメダル機で登場とした本機は、不評だった突破型ではなく「直ATの差枚数管理型タイプ」です。
全ての台がスマスロになるその日までは現役で稼働し続けるであろう台になることでしょう。
アニメ作品情報
タイトルが「パチスロ傷物語 始マリノ刻」ということで、映像は全て『劇場版 傷物語』から使用されています。
- 傷物語〈Ⅰ 鉄血篇〉
- 傷物語〈Ⅱ 熱血篇〉
- 傷物語〈Ⅲ 冷血篇〉
この映画「傷物語」自体が結構暗めな話ということもあり、萌え台ではありません。萌え豚の方はご注意ください笑
今まで「幸時間(ハッピータイム)」だったAT・ARTも「鬼決闘(ヴァンピーバトル)」と名前も変わっていますし、これまでのシリーズ作品の中でも異色の仕上がりになっていますね。
出玉トリガー
この「パチスロ傷物語 始マリノ刻」にて大量出玉を獲得するトリガーは、主に2つです。
まずは最強特化ゾーン「降臨の儀」です。
AT「鬼決闘(ヴァンピーバトル)」突入時の一部で当選する特化ゾーンで、3つの数字を掛け合わせたものが初期枚数になります。
またその数字が倍々で増えていくこともあり、最大上乗せ枚数は2,880枚にもなりますから、爆発力はすさまじいですよね。
ロングフリーズ経由だとかなり期待が持てます。
もう1つが特化ゾーン「解鬼の刻」の解鬼レベル3です。
「解鬼の刻」自体の突入率はそれほど高くないので頻繁に入りますが、その分入っても上乗せ10枚で終わることもザラな仕様です。
ですがこの「解鬼の刻」には解鬼レベルというものがあり、そのレベルに応じて継続期待度が違います。
全部で3段階あり、最高レベルの「解鬼レベル3」ならば継続期待度が80%もあります。このレベルなら劣勢でも50%で継続します。
なのでロング継続に期待が出来るので、差枚数がめちゃくちゃもらえる寸法です。
各レベルの振り分けと継続期待度はこちら。
スペック 解鬼レベル 振り分け 継続期待度 1 50% 30% 2 45% 50% 3 5% 80%
私なりの設定判別
「パチスロ傷物語 始マリノ刻」を設定判別する際に、私が基点に出来る要素は主に2つです。
1つ目はモード移行率です。
有利区間リセット後以外のモード移行率に注視して見ることで判別に役立ちます。
有利区間リセット時は「狂・鬼の血闘ヲ終わラセルな」という特殊な引き戻しゾーンに入りますのでわかりやすいかと思います。
モード移行率(有利区間リセット後以外) 設定 通常A 通常B 通常C 天国 1 42.7% 34.9% 14.1% 8.3% 2 41.7% 34.0% 14.3% 10.0% 3 37.5% 30.6% 20.2% 11.7% 4 29.0% 23.6% 34.1% 13.3% 5 23.3% 19.1% 42.6% 15.0% 6 19.8% 16.2% 43.2% 20.8% 引用:DMMパチタウン
設定判別の主軸となる要素です。「いかに天国に行くか」「いかに通常Cに行くか」が設定看破する上でも勝利を勝ち取る上でも重要です。
通常Cはゲーム数でのCZ突入率が上がりますので、その辺りから判断する形です。
2つ目は小役確率です。
「パチスロ傷物語 始マリノ刻」には、弱チェリーと共通ベルに設定差が設けられていますので、個別に見て判断できます。
設定差のある小役 設定 弱チェリー 共通ベル 1 1/109.2 1/50.4 2 1/106.4 1/48.9 3 1/103.7 1/47.5 4 1/101.1 1/46.2 5 1/98.7 1/44.9 6 1/96.4 1/43.7 引用:DMMパチタウン
この2つは通常からカウントできる小役ですので、モード移行移行率を見つつ、小役確率で保管する形で設定判別していくカンジです。
もちろん確定系もありますので、そちらも覚えておくと良いでしょう。
確定系が出るタイミングは、主に「AT終了背景」と「獲得枚数表示」の2つ。(エンディング中のレア小役でも出ます)
AT終了背景 画面 示唆内容 キャラなし デフォルト 羽川 高設定示唆[弱] 吸血鬼ハンター 高設定示唆[強] キスショット2人 設定2以上濃厚 キスショット4人(背景・ハート) 設定4以上濃厚 キスショット4人(背景・羽) 設定6濃厚 引用:DMMパチタウン
獲得枚数表示 画面 示唆内容 246枚 偶数設定確定 456枚 設定4以上確定 555枚 設定5以上確定 666枚 設定6確定 引用:DMMパチタウン
どの程度の出現率なのかは不明ですが、今までのカンジから想像するに2以上系は出そうですが、高設定確定系はそう簡単には出なさそうです。
ただサミー系機種なのでサミートロフィーは出る可能性はありますね。こちらは店長カスタムが出来るかと思いますので、早い段階で出ることもあるでしょう。
あとは弱チェリーからのCZ突入率に設定差がありますね。
弱チェリーからのCZ当選率 設定 示唆内容 1 0.8% 2 1.3% 3 1.7% 4 2.1% 5 2.5% 6 2.9%
設定判別の重要な要素になると言えるようなレベルではありませんが、1度でも出現すれば「お?可能性あるかも?」と追える要素にはなるかもしれませんね。
まとめると設定判別は「モード移行率をメインに判別しつつ、小役確率で補いながら確定系が出るのを期待する」カンジです。
モード移行率が優秀なら、多少小役確率が悪くても粘っていいんじゃないかなぁってカンジですかね。。。もちろん自己責任でお願いします。
ですが正直に言えば「パチスロ傷物語 始マリノ刻」は「高設定を狙って打つ台」というよりは「ハイエナをメインに立ち回るタイプの台」ですね。
その理由ですが、まず「パチスロ傷物語 始マリノ刻」はAT中の出玉性能に設定差がほぼないことが挙げられます。
つまり「パチスロ傷物語 始マリノ刻」の高設定は「枚数が出やすい台」ではなく「ATに入りやすい台」―――つまり「チャンスがいっぱいもらえるタイプの台」です。
なのでチャンスをいっぱいもらえてもATがやれなければ負けますし、逆に少ないチャンスでもちゃんとモノにすれば勝てる台なんですよ。
さらにもう1つの理由が「降臨ノ儀」突入率ですね。
出玉トリガーの1つである「降臨ノ儀」は、特定のAT初当たり時に当選率が優遇されます。
AT回数毎「降臨ノ儀」突入率 AT回数 突入率 1回目
(設定変更後)25% 1回目
(狂・鬼の血闘ヲ終わラセルな失敗後)33% 3回目 25% 6回目 25% 9回目 50%
また700G以降のAT当選時の「降臨ノ儀」当選率は50%になります。
なので「降臨ノ儀」突入率が高いところだけを拾って立ち回るハイエナの方が効率が良いんです。
次の当たりが何回目なのかも「PUSHボタン」を押すだけで簡単に確認が取れますからね。無理に高設定かもわからない台を回し続けるより、はるかにリスクが少ないです。
注意点としては「PUSHボタン」を押して画面右下の数字が前回のAT回数です。なので「2回目」となっていれば、次が「3回目」で25%になります。
是非参考にしてもらえたら幸いです。
評価
総合評価 ★★★★☆
- 人気度 ★★★☆☆
- 爆発力 ★★★★☆
- 設定判別 ★★☆☆☆
- 面白さ ★★★☆☆
- 勝ちやすさ ★★★★☆
【まとめ】コンテンツとして強い!これからも期待したい!
いかがでしょうか。今回はスロットだけでしたが、パチンコも合わせると既に10機種以上出ている人気コンテンツなんですよね。
きっとこれから先も『物語シリーズ』は、パチンコ・スロットの分野においてもその人気を不動のものとしていくことでしょう。ええ、間違いないですよ。
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