今回はアニメ『物語シリーズ』の時系列をわかりやすく解説したいと思います。
『化物語』から始まった『物語シリーズ』の時系列は、アニメ・映画が放送・上映された順番とはかなり違っています。それをわかりやすく解説したいと思います。
こんな人に読んでもらいたい!
- アニメ『物語シリーズ』を見たことないけど興味がある人
- アニメ『物語シリーズ』を見たけど、ストーリーの繋がりがよくわからない人
- アニメ『物語シリーズ』をより深く理解したい人
この記事を読んで戴ければ、アニメ『物語シリーズ』の全体的な流れを把握することが出来て、より面白さを感じることが出来るようになることでしょう。
- アニメ『物語シリーズ』の時系列をわかりやすく解説!
- 傷物語 I 鉄血篇・II 熱血篇・III 冷血篇 こよみヴァンプ
- 暦物語 こよみストーン
- 猫物語(黒)つばさファミリー
- 化物語 ひたぎクラブ
- 暦物語 こよみフラワー
- 化物語 まよいマイマイ
- 化物語 するがモンキー
- 化物語 なでこスネイク
- 化物語 つばさキャット
- 暦物語 こよみサンド
- 暦物語 こよみウォーター
- 偽物語 かれんビー
- 暦物語 こよみウィンド
- 偽物語 つきひフェニックス
- 傾物語 まよいキョンシー
- 猫物語(白)つばさタイガー
- 鬼物語 しのぶタイム
- 終物語 しのぶメイル
- 暦物語 こよみツリー
- 暦物語 こよみティー
- 終物語 おうぎフォーミュラ
- 終物語 そだちリドル
- 終物語 そだちロスト
- 囮物語 なでこメドゥーサ
- 暦物語 こよみマウンテン
- 暦物語 こよみトーラス
- 恋物語 ひたぎエンド
- 暦物語 こよみシード
- 憑物語 よつぎドール
- 暦物語 こよみナッシング
- 暦物語 こよみデッド
- 終物語 まよいヘル
- 終物語 ひたぎランデブー
- 終物語 おうぎダーク
- 続・終物語 こよみリバース
- 花物語 するがデビル
- 【まとめ】しっかり理解した上で見ると、より楽しめる!!
アニメ『物語シリーズ』の時系列をわかりやすく解説!
では、アニメ『物語シリーズ』の時系列を記載します。
ただただ作品やタイトルを並べるだけではなく、若干のネタバレを含めて私なりにわかりやすく解説したいと思います。
注意点として、これはアニメ『物語シリーズ』の中の時間軸で並べたものであり、アニメ『物語シリーズ』を見る上ではおすすめの順番とは言えません。
おすすめの見る順番については下記の記事をご覧ください。
傷物語 I 鉄血篇・II 熱血篇・III 冷血篇 こよみヴァンプ
まず最初は『傷物語』です。
『傷物語』は劇場版三部作として〈I 鉄血篇〉が2016年1月8日、〈II 熱血篇〉が2016年8月19日、〈III 冷血篇〉が2017年1月6日に公開された映画作品です。
さらにそれらを1つにまとめた劇場版『傷物語 -こよみヴァンプ-』が2024年1月12日に公開されました。
時間軸は「阿良々木暦が高校3年生になる前の春休み・3月25日~」
ただの高校生だった阿良々木暦が、死にかけていた吸血鬼のキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを助けたことから始まる物語です。
知り合った同級生・羽川翼と共に、怪異の専門家・忍野メメの協力を得て、とりあえず一連の騒動を収束させることに成功するってカンジですかね。
この話は、『物語シリーズ』全ての起点―――前日譚的な立ち位置の話ですね。
阿良々木暦の原点となる話なので、羽川翼に対する想いだったりとか、キスショット―――忍野忍に対する想いだったりとかがしっかり表現されています。
なのでこの作品を見るのと見ないのとでは見え方が違ってくることでしょう。
結構後になってからアニメ化されたこともあって、アニメをリアルタイムで見ていた人なんかは「どうして吸血鬼になったのか、早く知りたい!」とモヤモヤさせられました。
暦物語 こよみストーン
2番目が『暦物語』の「こよみストーン」になります。
『暦物語』は2015年12月19日に『物語シリーズ』公式アプリにて無料配信された、1話が10~15分程度のショートストーリーで構成されている全12話の作品群です。
時間軸は「阿良々木暦が高校3年生になった新学期直後の4月11日~」
同じクラスとなった羽川翼とのクラス懇親会の会議中に出た雑談から始まる物語ですね。
ちょっと気になったことを調べた結果、怪異じゃなかったってカンジなので、あまり本筋には関係ないサブストーリーですかね。
猫物語(黒)つばさファミリー
3番目が『猫物語(黒)』の「つばさファミリー」になります。
2012年12月31日にスペシャル番組として全4話が放送されました。『物語シリーズ』は全体的にスペシャル番組で一挙放送されることが多い印象ですね。
時間軸は「GW中(4月29日~)」
春休みに怪異を知ってしまった羽川翼が、「障り猫」と呼ばれる怪異に触れたことによって自身が怪異化―――「ブラック羽川」になってしまった物語です。
阿良々木暦は、忍野メメと旧キスショットである忍野忍の協力を得て、とりあえず「ブラック羽川」を封じ込めることに成功して事件解決!の流れです。
この話は、『化物語』の「つばさファミリー」の前日譚的な立ち位置の物語です。
羽川翼は、ある意味でこの『物語シリーズ』のもう1人の主人公のような存在ですからね。。。そんな羽川翼の「人となり」を知る上でかなり重要な回です。
特徴として、このGWの事件は最初にアニメ化された『化物語』にて少しだけ映像が流れるのですが、後に制作されたこの『猫物語(黒)』の映像とは大分違います。
特にこの『猫物語(黒)』が制作された当時人気が高かったこともあってか、この段階で忍野忍が声を発するシーンがあったりして、若干『化物語』との矛盾を感じる人も多いことでしょう。
化物語 ひたぎクラブ
4番目が『化物語』の「ひたぎクラブ」になります。
『化物語』は『物語シリーズ』の起点となる全15話の作品で、1~12話が2009年7~9月にテレビ放送され、13~15話が2009年11月~2010年6月に公式HPにて無料配信されました。
時間軸は「GW明けの5月8日~」
阿良々木暦がクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ってしまったところから始まる物語です。
阿良々木暦が「怪異の仕業かもしれない」と戦場ヶ原ひたぎに対してお節介をかけて、忍野メメと共に解決するってカンジですね。
この話は、まさに阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎが知り合うきっかけとなった出会いのストーリーです。
そして『物語シリーズ』の中でも最初に放送されたので、視聴者が『物語シリーズ』に出会ったストーリーでもありますね。
最初ということもあり「世の中には怪異というモノがある」ということを紹介するのがメインで、主人公が全く活躍しないという珍しさがあります。
暦物語 こよみフラワー
5番目が『暦物語』の「こよみフラワー」になります。
『暦物語』は2015年12月19日に『物語シリーズ』公式アプリにて無料配信された、1話が10~15分程度のショートストーリーで構成されている全12話の作品群です。
時間軸は「ひたぎクラブ 解決後の翌日・5月9日~」
阿良々木暦が帰宅途中、一緒に帰る戦場ヶ原ひたぎからとある不思議な話を聞かされたところから始まる物語です。
これも「こよみストーン」同様で調べてみたら怪異じゃなかったので、本筋には関係ないサブストーリーってカンジの話です。
化物語 まよいマイマイ
6番目が『化物語』の「まよいマイマイ」になります。
『化物語』は『物語シリーズ』の起点となる全15話の作品で、1~12話が2009年7~9月にテレビ放送され、13~15話が2009年11月~2010年6月に公式HPにて無料配信されました。
時間軸は「5月14日の日曜日(母の日)~」
妹たちと喧嘩して家を飛び出した阿良々木暦が、公園で迷子になっていた八九寺真宵と出会うところから始まる物語です。
結果として戦場ヶ原ひたぎと忍野メメの協力を得て、迷子だった八九寺真宵を送り届けてあげるってカンジの展開になります。
この話は、「阿良々木暦」の魅力をより知ることが出来る話ですね。
そして戦場ヶ原ひたぎが告白する伝説の話でもあります笑 そのあまりにも早い展開にちょっと「え?」と思う人も多いかもしれません。
ですがこれによって今後の絶妙な人間関係が生まれ、そして物語が展開していく流れになります。
化物語 するがモンキー
7番目が『化物語』の「するがモンキー」になります。
『化物語』は『物語シリーズ』の起点となる全15話の作品で、1~12話が2009年7~9月にテレビ放送され、13~15話が2009年11月~2010年6月に公式HPにて無料配信されました。
時間軸は「阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎが付き合い始めた直後の5月22日~」
最近、後輩の神原駿河にストーキングされるようになった阿良々木暦が、突然怪異に襲われるところから始まる物語です。
その怪異が神原駿河だったことを知り、全てを受け止めることを選んだ阿良々木暦でしたが、結果として戦場ヶ原ひたぎの助けによって事態は終息―――ってカンジでしょうか。
この話は、阿良々木暦を中心とした人間関係によって起こる最初の事件ですね。
阿良々木暦が戦場ヶ原ひたぎと付き合ったことによって今後様々な事件が起こるようになるのですが、その最初の事件がこの「するがモンキー」になりますね。
『物語シリーズ』は結構恋愛がらみだったりもしますので、まさにその始まりの物語だと言えるでしょう。
化物語 なでこスネイク
8番目が『化物語』の「なでこスネイク」になります。
『化物語』は『物語シリーズ』の起点となる全15話の作品で、1~12話が2009年7~9月にテレビ放送され、13~15話が2009年11月~2010年6月に公式HPにて無料配信されました。
時間軸は「するがモンキーから少し経った6月11日~」
忍野メメから北白蛇神社にお札を貼ってくるように依頼された阿良々木暦が、その神社で知り合いの少女―――千石撫子とすれ違うところから始まる物語です。
千石撫子は同級生から「呪い」をかけられていて、それを知った阿良々木暦は神原駿河と共に、忍野メメの協力を得て「呪い」を解くってカンジの展開です。
この話は、怪異の恐ろしさを思い知らされる話ですかね。
まぁ怪異の恐ろしさというか……怪異に関わる事件において、全ての人間を救うことは出来ないと阿良々木暦が思い知らされたってカンジでしょうか。
きっとこの事件のことはずっと心に残っているのでしょうね。。。この頃から阿良々木暦の葛藤は始まっていたのかもしれません。
化物語 つばさキャット
9番目が『化物語』の「つばさキャット」になります。
『化物語』は『物語シリーズ』の起点となる全15話の作品で、1~12話が2009年7~9月にテレビ放送され、13~15話が2009年11月~2010年6月に公式HPにて無料配信されました。
時間軸は「なでこスネイク直後の6月13日~」
ある日頭痛に苦しむ羽川翼から呼び出された阿良々木暦が、彼女の頭から猫の耳が生えているのを見てしまうところから始まる物語です。
『猫物語(黒)』で登場した「ブラック羽川」の再来に、阿良々木暦は忍野忍の協力を得て、再び彼女を封じ込めることに成功するっていう展開ですね。
この話は、羽川翼の片思いが暴走した話ですかね。
ポッと出の戦場ヶ原ひたぎに阿良々木暦を持って行かれた羽川翼のストレスは相当だったっていうことで「ブラック羽川」が登場するんですが……モテモテですね、阿良々木暦。
っていうか怪異を知ると失恋で怪異化しちゃうって恐ろしい世の中ですよね。
暦物語 こよみサンド
10番目が『暦物語』の「こよみサンド」になります。
『暦物語』は2015年12月19日に『物語シリーズ』公式アプリにて無料配信された、1話が10~15分程度のショートストーリーで構成されている全12話の作品群です。
時間軸は「つばさキャットの後の6月某日」
日付に関しては明確な表記がありませんが「6月」と「忍野メメが旅立った後」ということから、この位置になります(6月19日とも言われています)
八九寺真宵が、阿良々木暦の借金返済の手助けになればと不思議な話を売ってくれるところから始まる物語です。
これも「こよみストーン」「こよみフラワー」同様で調べてみたら怪異じゃなかったってオチなので、本筋には関係ないサブストーリーですね。
暦物語 こよみウォーター
11番目が『暦物語』の「こよみウォーター」になります。
『暦物語』は2015年12月19日に『物語シリーズ』公式アプリにて無料配信された、1話が10~15分程度のショートストーリーで構成されている全12話の作品群です。
時間軸は「7月某日(夏休みの前の休日)」
日付に関しては明確な表記がありませんが「7月」と「休日」であること、そして12番目になる『偽物語』の「かれんビー」が夏休みであることから、この位置だと思われます。
休日に神原駿河の部屋を片付けに行った阿良々木暦が、お風呂を借りている時に神原駿河からちょっと不思議な話を聞くところから始まる物語です。
恋愛がらみのちょっとロマンティックな話で、オチもオチでしたので、完全にお笑い回でした。
偽物語 かれんビー
12番目が『偽物語』の「かれんビー」になります。
『偽物語』は西尾維新アニメプロジェクト第4弾として2012年1月~3月に放送された、全11話の作品です。
時間軸は「夏休み中の7月29日~」
夏休みのある日、阿良々木暦が戦場ヶ原ひたぎに監禁されてしまうところから始まる物語です。
かつて戦場ヶ原家をだまし、千石撫子たちの間で流行った「おまじない(呪い)」を広めた詐欺師・貝木泥舟を、阿良々木暦が戦場ヶ原ひたぎと共に追っ払うみたいな展開ですね。
この話は、妹の為にお兄ちゃんが頑張る!ってカンジの話ですかね。
そして忍野忍となし崩し的に和解する話でもあり、今後の展開的には転機にもなっていますので、結構重要な回でもありました。
暦物語 こよみウィンド
13番目が『暦物語』の「こよみウィンド」になります。
『暦物語』は2015年12月19日に『物語シリーズ』公式アプリにて無料配信された、1話が10~15分程度のショートストーリーで構成されている全12話の作品群です。
時間軸は「かれんビーの後の8月初旬」
日付に関しては明確な表記がありませんが「8月初旬」とラストのオチがこの後の『偽物語』の「つきひフェニックス」と同じ日であることから、この位置になります。
「かれんビー」での詐欺師の事件がひと段落したことを千石撫子とお祝いしていた時に、ふと思った疑問から始まる物語です。
その疑問の答えは本人から聞くことになるのですが、ココで意味深に「くらやみ」という単語が出してきます。きっと視聴者に意識させているんでしょうね。
偽物語 つきひフェニックス
14番目が『偽物語』の「つきひフェニックス」になります。
『偽物語』は西尾維新アニメプロジェクト第4弾として2012年1月~3月に放送された、全11話の作品です。
時間軸は「夏休み中の8月14日~」
外出中に影縫余弦と斧乃木余接に出会った阿良々木暦が、貝木泥舟からその2人が「不死身の怪異」を専門とするゴーストバスターだということを聞くところから始まる物語です。
そのゴーストバスターズから狙われた妹・月火を守る為、忍野忍と共に対決して彼女らを退けるってカンジの展開になります。
この話は、「妹萌え」を前面に押し出した話ですかね。
伝説の歯ブラシ回を筆頭に「義理の妹なんざ萌えるだけだろうがぁぁぁ!」と勝てもしない相手に立ち向かう変態お兄ちゃんの奮闘記です笑
傾物語 まよいキョンシー
15番目が『傾物語』の「まよいキョンシー」になります。
『傾物語』は、2013年7月~12月に放送された『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』と呼ばれる作品群の1つに当たります。
時間軸は「夏休み最終日の8月20日~」
一般的に夏休み最終日は8月31日だと思うのですが、物語シリーズの舞台が恐らく北海道ということもあって、一般的な夏休みより少し短くなっているようです。
受験勉強ばかりで夏休みの宿題を忘れてしまっていた阿良々木暦が、忍野忍の力を借りて過去へタイムスリップするところから始まる物語です。
タイムスリップしたつもりが「世界が滅んだ別のルート」へと移動してしまい、結果としてその滅んだ世界を救って本来のルートへ戻ってくる展開になります。
この話から、物語シリーズにおいて繋がりが生まれてくるカンジになりますね。
なのでココからが時系列が複雑になっていきます。放送された順番がバラバラでわかりにくいだけでなく、阿良々木暦以外の視点の物語もあって同時進行したりするからです。
猫物語(白)つばさタイガー
16番目が『猫物語(白)』の「つばさタイガー」になります。
『猫物語(白)』は、2013年7月~12月に放送された『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』と呼ばれる作品群の1つに当たります。
時間軸は「2学期初日の8月21日~」
新学期。登校途中だった羽川翼が、真っ白な虎に出会うところから始まる物語です。
羽川翼視点で語られる物語であり、真っ白な虎の怪異―――苛虎によって住む家を焼かれていく羽川翼が、自分自身(ブラック羽川)の力を借りて苛虎を止めるべく奮闘するってカンジです
この話は、ちゃんと羽川翼が失恋した話です。
「つばさキャット」の時はやり過ごしただけだったことが今回の事件へと繋がってたこともあって、羽川翼がちゃんと色んな感情を受けいれた物語ってカンジでした。
鬼物語 しのぶタイム
17番目が『鬼物語』の「しのぶタイム」になります。
『鬼物語』は、2013年7月~12月に放送された『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』と呼ばれる作品群の1つに当たります。
時間軸は「まよいキョンシー直後の2学期初日・8月21日~」
15番目の『傾物語』の「まよいキョンシー」のラストが、8月20日が明けた次の日の朝―――つまり8月21日の朝方に八九寺真宵に会って話をして終わりとなり、この『鬼物語』の「しのぶタイム」はそのまま一緒に阿良々木家へと帰るところからスタートします。
なので16番目の『猫物語(白)』の「つばさタイガー」と同じ日です。羽川翼視点の『猫物語(白)』の「つばさタイガー」と同時進行している物語になります。
順番的には『猫物語(白)』の「つばさタイガー」の冒頭で羽川翼が八九寺真宵と出会っており、その後に八九寺真宵は阿良々木暦と同行することになりますので、『猫物語(白)』の「つばさタイガー」の方が先になります。
阿良々木暦が八九寺真宵と共に帰宅途中、正体不明の何か―――「くらやみ」に襲われるところから始まる物語です。
理不尽な存在を許さない「くらやみ」を対処するべく、結果としてその理不尽な存在を成仏させて解決に導く展開です。
この話は、ラストのオチは八九寺真宵メインの話なんですが、主に忍野忍の昔話がメインとなる話です。
忍野忍が過去にしてきたことや、出会った人物、そして以前「くらやみ」に襲われたことなどが語られ、それらが全て今後のストーリーの伏線になっています。
なのでココでの話がホントに重要です。よく覚えておいてくださいね!
終物語 しのぶメイル
18番目が『終物語』の「しのぶメイル」になります。
『終物語』は、2015年10月~12月に放送された『〈物語〉シリーズ ファイナルシーズン』と呼ばれる作品群の1つに当たります。(扱いとしては『終物語』上・中となります)
時間軸は「しのぶタイム直後の8月23日~」
この時はまだ16番目の『猫物語(白)』が終わっていませんので、こちらも同時進行している物語になります。
つまり『猫物語(白)』の「つばさタイガー」にて羽川翼(ブラック羽川)が苛虎とやり合ったりしている頃、『終物語』の「しのぶメイル」では、阿良々木暦もまた色々やっていたってことです。
序盤に阿良々木暦と神原駿河が学習塾跡にて怪異に遭遇していた時、突如としてその学習塾跡が火事になったのは『猫物語(白)』の「つばさタイガー」側の苛虎によるものだったんですよね。
『鬼物語』の事件解決の際に、臥煙伊豆湖から助力を得た対価として「神原駿河への協力要請」をすることになった阿良々木暦が、鎧武者の怪異に遭遇するところから始まる物語です。
その鎧武者が、怪異化してしまったかつての忍の眷属であったことを知り、阿良々木暦は臥煙伊豆湖立ち合いの元、決闘する―――カンジの展開です。
この話は、忍野忍の過去の恋愛話みたいなカンジでしょうか。
怪異の王もまた、1人の少女だったってことなんでしょうね。。。過去の恋愛にきっちりとけじめをつけて、阿良々木暦を歩むことを決めるっていう物語でした。
そしてこの件が一段落した直後に、そのままの勢いで阿良々木暦は羽川翼を助けに向かい、それが『猫物語(白)』の「つばさタイガー」でのラストシーンへと繋がります。
初めて『猫物語(白)』の「つばさタイガー」を見た時は「大好きな羽川翼がピンチなのに、阿良々木暦は何をやってんの?」と思った人もいらっしゃったことでしょう。
ですがそんな『猫物語(白)』の「つばさタイガー」の裏で阿良々木暦は、『鬼物語』の「しのぶタイム」や『終物語』の「しのぶメイル」などの事件に巻き込まれていたってことなんです。
暦物語 こよみツリー
19番目が『暦物語』の「こよみツリー」になります。
『暦物語』は2015年12月19日に『物語シリーズ』公式アプリにて無料配信された、1話が10~15分程度のショートストーリーで構成されている全12話の作品群です。
時間軸は「9月下旬」
日付に関しては明確な表記がありませんが「9月下旬」の表記と、9月に他の作品がありませんので、この位置になります。
受験勉強をしている阿良々木暦に、妹の阿良々木火憐が相談してくるところから始まる物語です。
まぁなんてことはない、完全なるサブストーリーですね。特別重要な語句なども一切出てこない日常回です。
暦物語 こよみティー
20番目が『暦物語』の「こよみティー」になります。
『暦物語』は2015年12月19日に『物語シリーズ』公式アプリにて無料配信された、1話が10~15分程度のショートストーリーで構成されている全12話の作品群です。
時間軸は「10月某日」
日付に関しては明確な表記がありませんが「10月」の表記と、21番目の作品の日付から推測するにこの位置になります。
阿良々木暦に、今度は下の妹である阿良々木月火が相談してくるところから始まる物語です。
まぁ『暦物語』「こよみツリー」同様でなんてことはない、完全なるサブストーリーですね。ファイヤーシスターズが怪異に関わらないようお兄ちゃんが気を配っているってことなんでしょう。
終物語 おうぎフォーミュラ
21番目が『終物語』の「おうぎフォーミュラ」になります。
『終物語』は、2015年10月~12月に放送された『〈物語〉シリーズ ファイナルシーズン』と呼ばれる作品群の1つに当たります。(扱いとしては『終物語』上・中となります)
時間軸は「春休みのアレコレから丁度半年後・10月24日~」
神原駿河に紹介された転校してきたばかりの後輩・忍野扇と、とある教室に閉じ込められるところから始まる物語です。
その状況から、阿良々木暦は起きた過去の事件を思い出すことになり、結果としてそれを忍野扇に語ったことで脱出に成功する展開です。
この話は、忍野扇を紹介する為に作られたような話ですね。
怪異の専門家・忍野メメの姪っ子として紹介された忍野扇。彼女のきな臭さというか異常さというか、とにかくその不思議なカンジを視聴者に伝えるためにあるような物語です。
終物語 そだちリドル
22番目が『終物語』の「そだちリドル」になります。
『終物語』は、2015年10月~12月に放送された『〈物語〉シリーズ ファイナルシーズン』と呼ばれる作品群の1つに当たります。(扱いとしては『終物語』上・中となります)
時間軸は「おうぎフォーミュラの翌日・10月25日~」
前日の事件で思い出した不登校の同級生・老倉育が、その翌日に登校して久方ぶり会ったことから始まる物語です。
なぜ老倉育が阿良々木暦を嫌いなのか、そしてなぜ阿良々木暦が老倉育を嫌いになれないのかを探り、突き止める展開です。
1つ前の『終物語』「おうぎフォーミュラ」も含めてこの話以降は、主人公・阿良々木暦について語られる話です。
ココまでの話は各ヒロインがメインというか、ヒロインがあっての阿良々木暦ってカンジでしたが、以降は阿良々木暦について語られる話が多くなっていきます。
終物語 そだちロスト
23番目が『終物語』の「そだちロスト」になります。
『終物語』は、2015年10月~12月に放送された『〈物語〉シリーズ ファイナルシーズン』と呼ばれる作品群の1つに当たります。(扱いとしては『終物語』上・中となります)
時間軸は「そだちロストの翌々日・10月27日~」
日付に関しては明確な表記がありませんが、この『終物語』の「そだちロスト」の中の阿良々木暦のセリフに「昨日からまた学校に来なくなって……」とあります。
なので学校に来ていたのが10月25日ですから「昨日からまた学校に来なくなって……」の昨日が10月26日となる為、10月27日となります。
登校した翌日からまた欠席するようになった老倉育のお見舞いに、阿良々木暦と羽川翼が彼女の家へを訪れるところから始まる物語です。
そこで聞いた老倉育の母親失踪の謎を、羽川翼と忍野扇の協力を得て解き明かすカンジの展開ですね。
この話は、阿良々木暦が1つ勝利する……というか、1つ成長する話ですかね。
老倉育自体が、忍野扇が阿良々木暦へと仕向けた刺客?的なカンジだったので、それに勝った……みたいな話でしたね。まぁ勝った……っていう言い方は違うかもしれませんけど。
囮物語 なでこメドゥーサ
24番目が『囮物語』の「なでこメドゥーサ」になります。
『囮物語』は、2013年7月~12月に放送された『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』と呼ばれる作品群の1つに当たります。
時間軸は「10月31日~」
千石撫子が下駄箱にて白い蛇を見つけ、その白い蛇に「ご神体を探してほしい」と頼まれるところから始まる物語です。
まぁ正確には千石撫子が忍野扇に出会うところから始まる物語で、結果としてそのご神体を見つけた千石撫子は、それを飲み込んで蛇神の怪異へと変貌してしまう展開を迎えます。
この話は、忍野扇が仕向けた刺客・第二弾な話です。
忍野扇が阿良々木暦の愚かしさを露呈させるために仕向けた策略の1つですね……誰しもは救えないというか、阿良々木暦だからこそ救えない話っていうカンジですかね。
暦物語 こよみマウンテン
25番目が『暦物語』の「こよみマウンテン」になります。
『暦物語』は2015年12月19日に『物語シリーズ』公式アプリにて無料配信された、1話が10~15分程度のショートストーリーで構成されている全12話の作品群です。
時間軸は「11月1日~」
日付に関しては明確な表記がありませんが、上記の『囮物語』の「なでこメデゥーサ」内の時間軸で展開されている話ですので、この日付・位置になります。
この話は、忍野扇と共に北白蛇神社へと赴くところから始まる物語です。
この話は伏線になる話ですね。内容は「北白蛇神社は移設されている」ということです。これがこの『物語シリーズ』において重要な伏線になりますから、覚えておいて欲しい話ですね。
暦物語 こよみトーラス
26番目が『暦物語』の「こよみトーラス」になります。
『暦物語』は2015年12月19日に『物語シリーズ』公式アプリにて無料配信された、1話が10~15分程度のショートストーリーで構成されている全12話の作品群です。
時間軸は「12月某日」
日付に関しては明確な表記がありませんが、「12月」ということでこの位置になります。
この話は、受験勉強の休憩中にドーナツを食べようとしたら忍野忍が話しかけてきたところから始まる物語です。
まぁ完全なるサブストーリーですね。完全に忍野忍を愛でるために作られた回とも言えますが、忍野忍の阿良々木暦に対する「想い」を表現している回でもありました。
恋物語 ひたぎエンド
27番目が『恋物語』の「ひたぎエンド」になります。
『恋物語』は、2013年7月~12月に放送された『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』と呼ばれる作品群の1つに当たります。
時間軸は「1月1日~」
戦場ヶ原ひたぎが電話で貝木泥舟へ「騙してほしい人がいる」と依頼するところから始まる物語です。
「蛇神の怪異になってしまった千石撫子から命を狙われているので助けてほしい」という依頼を、貝木泥舟が解決する展開ですね。
この話は、戦場ヶ原ひたぎの恋物語……と思いきや、貝木泥舟の恋物語です。
なんだかんだ理由をつけて依頼を受ける貝木泥舟……もうわかりますよね?って話ですね。そして互いに報われなかった者同士が、ちゃんとけじめをつけるような話とでも言えばよいでしょうかね。
暦物語 こよみシード
28番目が『暦物語』の「こよみシード」になります。
『暦物語』は2015年12月19日に『物語シリーズ』公式アプリにて無料配信された、1話が10~15分程度のショートストーリーで構成されている全12話の作品群です。
時間軸は「1月中旬」
日付に関しては明確な表記がありませんが、「センター試験からの帰り道」という説明がありますのでこの位置になります。
この話は、センター試験からの帰り道に斧乃木余接に出会うところから始まる物語です。
「探し物を探すのを手伝ってほしい」という依頼を阿良々木暦が受けるだけのサブストーリーなんですが、2つの伏線的なものが含まれた話です。
1つは「阿良々木暦の周りでいろんな事件が起きている」ってこと。もう1つは「探し物の依頼は貝木泥舟と阿良々木暦の接近遭遇をさせないようにしていた」ってことですね。
貝木泥舟は『恋物語』の「ひたぎエンド」にて戦場ヶ原ひたぎから「千石撫子を騙してほしい」と依頼されていますから、阿良々木暦が住んでいる街に何度も来ているんです。
ですが『恋物語』の「ひたぎエンド」にはこの街で阿良々木暦と貝木泥舟が遭遇した描写がない……つまり一度も会わなかった理由的な話ってことですね。
憑物語 よつぎドール
29番目が『憑物語』の「よつぎドール」になります。
『憑物語』は、『〈物語〉シリーズ ファイナルシーズン』と呼ばれる作品群の1つで、先駆けとして2014年12月31日に全4話が一挙放送されました。
時間軸は「2月13日~」
阿良々木暦が入浴中、鏡に自分の姿が映らないことに気付いたところから始まる物語です。
専門家である影縫余弦たちに相談し、自身が吸血鬼化しつつあることを知った矢先に妹たちが何者かに攫われたことを知り、斧乃木余接と共に助けにいく展開です。
この話は、ラストへと向けた様々な伏線回ですね。
まずは「阿良々木暦自体が吸血鬼になりつつある」ということ。そして手折正弦の登場ですね。この2つがラストに向けて重要なファクターになりますから、要チェックや!ってカンジです。
暦物語 こよみナッシング
30番目が『暦物語』の「こよみナッシング」になります。
『暦物語』は2015年12月19日に『物語シリーズ』公式アプリにて無料配信された、1話が10~15分程度のショートストーリーで構成されている全12話の作品群です。
時間軸は「2月下旬」
日付に関しては明確な表記がありませんが『憑物語』の「よつぎドール」以降、影縫余弦たちが北白蛇神社に居を構えることになっているところから、この位置になります。
この話は、阿良々木暦が影縫余弦に稽古をつけてもらうところから始まる物語です。
話の扱いとしては、この次の31番目へと繋がる前日譚的なカンジですかね……重要なのは、この日を境に「影縫余弦が行方不明なった」ってことです。
つまり忍野メメ・貝木泥舟・影縫余弦・手折正弦という怪異の専門家が、次々とこの街から排除されているってわけですね。それがラストへとつながる伏線的なカンジになります。
暦物語 こよみデッド
31番目が『暦物語』の「こよみデッド」になります。
『暦物語』は2015年12月19日に『物語シリーズ』公式アプリにて無料配信された、1話が10~15分程度のショートストーリーで構成されている全12話の作品群です。
時間軸は「3月13日」
この話は、まさに「こよみデッド」―――阿良々木暦が死ぬ話ですね。
この『暦物語』は、各月に1話ずつの全12話のストーリーでしたが、全てはこの「こよみデッド」の為にあるといっても過言ではないカンジです。
次々と専門家を失った臥煙伊豆湖の策略の1つとして、この街を平和に戻す為に阿良々木暦を殺す展開ですね。
もちろんただただ阿良々木暦が邪魔だから殺すという策をとったわけではなく、ちゃんとかなり前からアレコレ考えられた策略になっているところがポイントですね。
恐らくは夏あたりから考えていたんでしょう。だからこそ怪異として蘇った「初代怪異殺し」の鎧を使って妖刀・怪異殺しを作ったりしてたわけですから。。。流石は何でも知ってるお姉さんですね。
終物語 まよいヘル
32番目が『終物語』の「まよいヘル」になります。
『終物語』は『〈物語〉シリーズ ファイナルシーズン』と呼ばれる作品群の1つで、その内この「まよいヘル」は『終物語(下)』と分類され、2017年8月12日・13日に2夜連続2時間スペシャルとして放送されました。
時間軸は「3月13日」
31番目の『暦物語』の「こよみデッド」直後の話になりますので、この位置になります。
臥煙伊豆湖に殺された阿良々木暦が、地獄で八九寺真宵に再会するところから始まる物語です。
阿良々木暦は、八九寺真宵の案内で手折正弦の元へと連れていかれ、彼の協力で生き返る―――っていう展開を向けるカンジですね。
この話は、八九寺真宵の復活回ですね。
もちろん重要なことがわかったりする回でもあるんですが、あの八九寺真宵が戻ってくるわけですから、もう最高ですよねw
終物語 ひたぎランデブー
33番目が『終物語』の「ひたぎランデブー」になります。
『終物語』は『〈物語〉シリーズ ファイナルシーズン』と呼ばれる作品群の1つで、その内この「ひたぎランデブー」は『終物語(下)』と分類され、2017年8月12日・13日に2夜連続2時間スペシャルとして放送されました。
時間軸は「3月14日」
3月13日に生き返って無事受験の終わらせた阿良々木暦が、翌日のホワイトデーに戦場ヶ原ひたぎとデートする物語です。
もうね、ただのデート回です。ドライブして、ボーリングしたりカラオケしたりと2人がデートするだけの展開ですね。
この話は、戦場ヶ原ひたぎ萌え……いや、戦場ヶ原ひたぎ蕩れの回です。
名前で呼んで欲しい戦場ヶ原ひたぎが、アレコレと勝負を仕掛けてくる微笑ましい姿を堪能する為に作られたんじゃね?ってくらいの回ですね。もうそれしかないです。
終物語 おうぎダーク
34番目が『終物語』の「おうぎダーク」になります。
『終物語』は『〈物語〉シリーズ ファイナルシーズン』と呼ばれる作品群の1つで、その内この「おうぎダーク」は『終物語(下)』と分類され、2017年8月12日・13日に2夜連続2時間スペシャルとして放送されました。
時間軸は「3月14日」
『終物語』の「ひたぎランデブー」にてデートしていた日の夜の話になりますので、この位置になります。
臥煙伊豆湖にこれまでの一連の騒動についてのネタバレを聞くところから始まる物語です。
犯人の正体を知った阿良々木暦が、その犯人と対峙して今までのことに決着をつける展開で、一連の物語のラストを迎えるカンジになります。
この話は、阿良々木暦が成長を見せつつも、阿良々木暦らしい決着をつける話ですね。
大筋は臥煙伊豆湖の計画通りみたいなカンジですが、最終的には阿良々木暦だからこそ迎えることの出来たハッピーエンドだと思いますね。
忍野扇に関しても、八九寺真宵に関しても、そして忍野忍―――キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードに関しても、彼だからこそ可能となったエンディングだと言えるでしょう。
この話を以て『物語シリーズ』は1つのラストを迎えるカンジになります。
まぁあくまでも1つのラストですけどね。。。『物語シリーズ』は「怪異」にまつわる物語を集めた作品群ってカンジですから。
続・終物語 こよみリバース
35番目が『続・終物語』の「こよみリバース」になります。
『続・終物語』は『〈物語〉シリーズ ファイナルシーズン』と呼ばれる作品群の1つで、2018年11月10日より劇場でイベント上映され、2019年5~6月に全6話がテレビ放送されました。
時間軸は「3月16日」
阿良々木暦が洗面台で顔を洗っていると、鏡に映った自分の姿が静止していることに気付き、手を伸ばすと、その鏡面の中へ泥沼のように沈み込んでしまうところから始まる物語です。
全てが反転した鏡の世界にて様々なヒロイン達の協力を得て、この奇妙な事件を解決するってカンジの展開を迎えます。
この話は、阿良々木暦の心残りが綴られた話ですかね。
全てが順風満帆に高校卒業したわけではない阿良々木暦が残してしまった心残りを探る事件簿ってカンジです。
怪異の真相、そしてどれが心残りだったのかが最後まで分からないところも含めて完成度の高いシナリオだなぁと感じさせられます。
あとは本編で忍野扇も言ってますが、このままだとどうやって次につながるのかわかりにくいので、それを補完した作品でもあります。
花物語 するがデビル
36番目が『花物語』の「するがデビル」になります。
『花物語』は、2013年7月~12月に放送された『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』と呼ばれる作品群の1つに当たりますが、この作品のみ2014年8月16日に全5話一挙放送されました。
時間軸は「4月9日(翌年度)」
神原駿河が3年生になった春のこと、「悪魔様」に相談をするとどんな困った悩みごとでも解決してくれるという噂を耳にするところから始まる物語です。
悪魔の左腕を宿すこともあり気になった神原駿河は、「悪魔様」の正体を突き止めて一連の騒動を集結させる展開ですね。
この話は、解決していなかった神原駿河の問題が解決する話です。
実は阿良々木暦が卒業してしまうまでに出会った怪異の問題の中で、唯一解決していなかったのが神原駿河の左腕なんですよね。。。全てをスッキリ回収する為の話ってカンジでしょうか。
ココまでが現在アニメ化されている『物語シリーズ』の全てになります。
【まとめ】しっかり理解した上で見ると、より楽しめる!!
いかがでしょうか。こうしてみると阿良々木くんの高校最後の1年は壮絶であったことをより感じることができることでしょう。
上記で解説した『物語シリーズ』の時系列をより簡易的に一覧すると―――
項番 | 日付 | タイトル | サブタイトル |
---|---|---|---|
1 | 3月25日 | 傷物語 | 〈I 鉄血篇〉〈II 熱血篇〉〈III 冷血篇〉 |
2 | 4月11日 | 暦物語 | こよみストーン |
3 | 4月29日 | 猫物語(黒) | つばさファミリー |
4 | 5月8日 | 化物語 | ひたぎクラブ |
5 | 5月9日 | 暦物語 | こよみフラワー |
6 | 5月14日 | 化物語 | まよいマイマイ |
7 | 5月22日 | 化物語 | するがモンキー |
8 | 6月11日 | 化物語 | なでこスネイク |
9 | 6月13日 | 化物語 | つばさキャット |
10 | 6月某日 | 暦物語 | こよみサンド |
11 | 7月某日 | 暦物語 | こよみウォーター |
12 | 7月29日 | 偽物語 | かれんビー |
13 | 8月初旬 | 暦物語 | こよみウィンド |
14 | 8月14日 | 偽物語 | つきひフェニックス |
15 | 8月20日 | 傾物語 | まよいキョンシー |
16 | 8月21日 | 猫物語(白) | つばさタイガー |
17 | 鬼物語 | しのぶタイム | |
18 | 8月23日 | 終物語 | しのぶメイル |
19 | 9月下旬 | 暦物語 | こよみツリー |
20 | 10月某日 | 暦物語 | こよみティー |
21 | 10月24日 | 終物語 | おうぎフォーミュラ |
22 | 10月25日 | 終物語 | そだちリドル |
23 | 10月27日 | 終物語 | そだちロスト |
24 | 10月31日 | 囮物語 | なでこメドゥーサ |
25 | 11月1日 | 暦物語 | こよみマウンテン |
26 | 12月某日 | 暦物語 | こよみトーラス |
27 | 1月1日 | 恋物語 | ひたぎエンド |
28 | 1月中旬 | 暦物語 | こよみシード |
29 | 2月13日 | 憑物語 | よつぎドール |
30 | 2月下旬 | 暦物語 | こよみナッシング |
31 | 3月13日 | 暦物語 | こよみデッド |
32 | 終物語 | まよいヘル | |
33 | 3月14日 | 終物語 | ひたぎランデブー |
34 | 終物語 | おうぎダーク | |
35 | 3月16日 | 続・終物語 | こよみリバース |
36 | 4月9日 | 花物語 | するがデビル |
―――になります。意外と複雑になっていて、驚く人もいることでしょう。
ですがそれぞれに伏線が張り巡らされているタイプの作品ですので、この順番を理解した上でアニメを視聴すると見え方が変わってより楽しめると思います。
また、現在アニメ化されているのは上記までですが、原作小説は続いています。
オフシーズン・モンスターシーズンと続く『物語シリーズ』のアニメ化を期待しつつ、アニメ化されましたら随時更新したいと思います。
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