今回は『EVEシリーズ』のメイン主人公である法条まりなの名言・名セリフを厳選してご紹介したいと思います。

シリーズ全作品をプレイしている私の、完全なる独断と偏見による紹介です!
こんな人に読んでもらいたい!
- 『EVEシリーズ』が好きな人
- 法条まりなのようなカッコいい女性を知りたい人
- 名言・名セリフが三度の飯より好きな人
この記事を読んで戴ければ、法条まりなという女ののカッコ良さを知ることが出来るだけでなく、貴方の言葉の引き出しを充実させることが出来ることでしょう。
【厳選】法条まりなの名言・名セリフ10選

引用:©HOBIBOX/el dia EVE burst error R
『EVEシリーズ』通してメイン主人公の1人として登場している「法条まりな」。
公安・内閣情報調査室のエージェントという生き方をしている彼女には、彼女ならでは価値観や考え方をもっており、それによって様々な名言・名セリフが生まれています。
誰もが知るあの名言だけでなく、ちょっとニッチな知られざる名セリフなどからもチョイスしていますので、お楽しみに!
御堂真弥子の最後の笑顔
「この世に生まれてきた限り、真弥子ちゃんには幸せになる権利があるわ。そんな顔しないの。笑う門には福来る、よ。さっ、笑って。」
引用元:EVE burst error
まりなと真弥子がプリンセスホテルのサウナに2人で入った時のセリフですね。
実はこのセリフが、ラストシーンでの御堂真弥子の笑顔につながる最も重要な伏線となる名言なんですよ。ここでの発言によって、御堂真弥子が海に沈んでいくシーンでの笑顔へと繋がるんです。
マジあの「笑って、そしたら私、幸せになれる」ってあのセリフを聞くだけで、正直涙が止まりませんよね 泣 もちろんココに至るまでまりなは真弥子に対して笑顔で接し、笑顔になれる状況を作っていくんですけど、この言葉が決定的だったと思うんです。
「この世に生まれてきたからには、幸せになる権利がある」―――これはクローンに対しても意味を成す言葉ですからね。。。真弥子には突き刺さった言葉でしょう。
だからこそこれは絶対に外せない名言・名セリフだと思っています。
法条まりなの恋愛観
「自分はボロボロになってしまうかもしれない……一方的に利用されているだけかもしれない。だけど、それでもなお、彼に身も心も捧げてしまうと感じるのが恋なの」
引用元:EVE burst error
これもまた、まりなと真弥子がプリンセスホテルのサウナに2人で入った時のセリフです。
とにかく男運がないにも関わらず、DNAに「恋をしろ!」と命令されて、いっときも誰かを愛さずにはいられないと豪語する愛の女神こと法条まりなの恋愛観を表現している名言ではないでしょうか。
ただ法条まりなの恋愛に関しては……かなりシリーズ作品内ではブレてしまう傾向のある要素ではあるんですよね。
原点たる『EVE burst error』のイメージが、他のシリーズ作品へあまり引き継がれていない印象があって、その辺りは毎回「どうなの?」と感じています。
とはいえ、何度となく失敗しても、これが「恋」と言い切るその性格、そしてメンタルの強さこそが、法条まりなというキャラクターの一番の魅力ですよね。
法条まりなの処世術
「へりくつも理屈。覚えておきなさい、大人の世界の常識だから」
引用元:EVE rebirth terror
これは内閣情報調査室への着任日、朝迎えに来た桐野杏子へ告げたセリフですね。
「今日は朝から行くと言っておいた」と言う杏子に対して「聞いていたが、きちんと起きて歓迎するとは言っていない」というへりくつをこねるまりなの言葉です。
何気ない会話に感じるかもしれませんが、実はコレって、法条まりなの生きる世界ではそれが当たり前だってことなんじゃないかと思うんです。
つまり何かしらの越権行為や犯罪まがいな行動をとった時、へりくつであろうとなんだろうと、理屈があれば何でもまかり通すことが出来る―――そうやってまかり通してきたってことではないかと。そして逆にまかり通されてきたのではないかと。
なので今後、そういう汚さというか、絵に描いたような正義や綺麗さのない世界で生きることになる杏子に対してのアドバイスになっていると思い、名言・名セリフに挙げさせて頂きました。
御堂真弥子への後悔
「必要なときが来たら躊躇なく撃てる、心構えはしておきなさいよ。躊躇なく撃っていれば防げたかもしれない悲劇ってのは、いつまでも残るものよ、心にも、身体にも」
引用元:EVE rebirth terror
これは本部ビル地下の射撃訓練場で訓練する杏子に対して言った名言です。
杏子に対して「後悔しないようにする」ためのアドバイスなんですが、恐らくこれはまりなの後悔に繋がっているセリフでもあるんですよね。
その後悔とは―――恐らくはトリスタン号でのロス御堂とのやりとりでしょう。
プリシアが女王になったことで大使を解任されたロス御堂が、第二機関室にてプリシアを羽交い締めにしてナイフを突きつけた時。あの時に打てなかったことに対する後悔ではないかと。
何せあの時に彼の言葉に動揺してしまって撃てなかったことが間接的な要因となり、源三郎を死なせてしまうことになったわけですからね……それは心にも、そして身体にも残っているのでしょう。
そんな後悔を杏子にはしてほしくない……と同時に、もう二度と躊躇しないとまりな自身が自らに誓っている……そんな覚悟の現れた名言です。
法条まりなの行動原理
「私は、私が満足できるよういたいのよ。私が好きになった子には幸せになって欲しい。向こうがどう思っていようと関係ないわ。私の問題なの。私が笑顔になりたいんじゃないの。私が好きな子たちの笑顔を見たいの。そのためならなんだってするわ。」
引用元:EVE rebirth terror
これはまりなが、本部長に「君にとってやり残したことでも、君に救われた子はたくさん、たくさんいるはずだ」と言われた時に返した名言ですね。
まさに法条まりなという存在を表わす素晴らしい言葉だと思うのですが、実はこのセリフ、かなり意識して、練りこまれてセリフではないかと思っています。
何を意識しているのか―――それはこのセリフの登場する「EVE rebirth terror」が、新たな時系列の、新たなEVEシリーズであることを意識させているのではないかということです。
その理由ですが、それは「EVE rebirth terror」より前に発売されているシリーズ作品「EVE The Fatal Attraction」で、このセリフとは真逆なことを言っているからですね。
「EVE The Fatal Attraction」のまりなサイド8日目、空港でのシーンにて栗栖野亜美から「あなたはどんな時でも幸せそうですね」と言われるのですが、その時にまりなはこう返します。
「当たり前よ。せっかく生まれてきたんだもの、楽しまなくてどうするのよ。例え世界が滅びたって、私一人が笑っていられれば、私はそれでオッケーなんだから」と。
最早別人のセリフですよね。。。まぁシナリオを作った人が違うので、「内閣情報調査室」の意味合いというか、捉え方が違うからそうなってしまっているのだとは思います。
だからこそ、新制作陣は「法条まりなは正義の味方!」というキャラクター性で固定し、新たな時系列になっているのではないかと。
そういった意味も含めて、シリーズ作品全体から見ても名言・名セリフになると思いますね。
抱き続ける後悔
「責任なんて感じてない。分かってる。ただ救いたかっただけで。……また救えなかったものが出来ただけで」
引用元:EVE rebirth terror
これは赤子を抱いた女性を助けられず、救急搬送された病院にて、本部長に「責任を感じているのではないか?」と問われた時に返したセリフですね。
これも上記で紹介した名言からの派生というか、「EVE rebirth terror」と「EVE ghost enemies」とのつながりを意識した上で作られたセリフだとは思います。
ともあれ、傲慢ではありますけど、全ての人を救いたいんでしょうね……まぁこの段階で既にかなり大切な人を亡くしていますし。
何とか御堂真弥子を救うことは出来ましたけど、記憶がありませんしね。。。本当の意味で救えたのかと、考えている部分もあったりするのかもしれませんね。
ただこうして後悔が常に心にある人というのは、もう二度と同じ後悔はしないようにと全力で努めますから、そのあたりが法条まりなの原動力にはつながっているのだと思います。
そういった意味も含めて名言・名セリフとさせていただきました。
法条まりなの覚悟
「原罪があろうと構わないわ。あなたが生まれてきたこと。あなたが今生きていることには、なんの罪もない。誰にも文句なんて言わせない。強く生きてね。わたしがどんな危険からも守るから」
引用元:EVE ghost enemies
菜穂の部屋でエリスにおっぱいをあげた時に出た名言・名セリフですね。
「授乳は必要不可欠なのに犯罪の温床かもしれない。人が人たり得る不可欠な授乳こそ、人の原罪というやつかもしれない」と考えた上で、それでもなおエリスを守り抜くと誓ったまりなの覚悟が現れたセリフではないでしょうか。
きっと犯罪を犯すことになったとしても、辞職に追い込まれることになったとしても、まりなは自らの覚悟をもって突き進むんでしょうね。。。ホントその強さに惹かれてしまいます。
何というか、めっちゃ男前ですよね。下手したら小次郎よりも男前かもしれません 笑 だからこそ主人公としてふさわしいなぁと感じさせる名言・名セリフだと思います。
母としての想い
「自分を受け入れてくれるものに気づけない人間には、居場所なんて一生与えられない」
引用元:EVE ghost enemies
大学にて「自分の居場所がどこにもない」と言った堀度に対して説教したときのセリフですね。
これは結構想いのこもった名言だと思うんです。真弥子の母となったまりなだからこそ、イヴァンカの想いを理解できるからこそ、なぜ母親をちゃんと見なかったのかと言っているんですよね。
大使館でのイヴァンカに対してもそうでしたけど、結構痛烈に説教してますよね。母と子に対する愛情に対して、やはり思う所があるってことなのかもしれません。
このあたりも「EVE The Fatal Attraction」とは違うことへの布石なのかもしれませんね。「EVE The Fatal Attraction」では、まりなの父親と母親に対しての想いは、結構複雑でしたから。
とはいえ、やはり愛の戦士にふさわしい名言・名セリフであることは間違いないですね。
まりな先生の教鞭
「やりたいことが見えている人は、年齢に関係なく周囲がある程度見えているものよ。つまりね、自分には何が必要で、何をしなければならないか解っているの」
引用元:EVE ZERO
まりなの自室にて、トアと一緒にお風呂に入った時のセリフになります。
勉強について語っている時の言葉で、まさにまりな先生の授業と言っても良い名言というか、今の私やこの記事を読んでくれている貴方にも役に立つような言葉ではないでしょうか。
つまり漠然と生きるな、ってことですよね。ただただ、何の目的もなく勉強するのでは意味がない、ちゃんと目を見開いて日々を過ごすことが重要だと、言っているのだと思うのです。
確かに私も学生の時はただただ「学生は勉強するものだ」という風に考えて漠然と勉強していた気がします……その時にこの言葉を知っていたら、もう少し違った人生が遅れたのかもしれません。
いや、今からでも遅くないか……これからはもっと自分を見つめて、自分は何がしたいのか、そのためには何が必要なのかを意識して生活していこう!と思える名言・名セリフでした。
まりならしい説得
「あなたひとりが死んだところで世界は何ひとつ変わりはしないから。65億の人間にとって、あなたひとりの死は何の意味ももたらさない。(中略) 生き続けなさい。生きて世界を変えなさい。きっとそれが、あなたにとっての人生の意味になるわ。」
引用元:EVE new generation
物語の序盤、ビルの屋上から自殺しようとしている青年に対してまりなが放った説得の一部です。
ここでのまりなは、ホントに現実的というか、大人として世の中の真実ってヤツを突きつけているカンジがしますね。。。世の中はそんなもんだと、夢のないことを言っている印象で、あまりまりなっぽくはないかもしれません。
ですが「この子ならわかってくれる」という信用があってこそ、あえて告げているという側面もあると思うんですよね。でなければ「あなたが無知なだけ」なんて、自殺しようとしている人間にはなかなか言えないと思います。
その上で「あなたに生きていてほしいと思っている」と告げるあたりで、まりなっぽさを感じることが出来るのではないでしょうか。
世の中の負の側面を見続けてきたまりなだからこそ言えるような、そんな名言・名セリフだと思います。
【まとめ】ヒーローであり、先生であり、母でもある愛の警官・法条まりな 笑

いかがでしょうか。「法条まりな」というキャラクター性が伝わる名言・名セリフばかりだったのではないでしょうか。
まさに愛にあふれた正義の味方!ってカンジなんですよね。その上で悩める未成年を導く先生のようなことも出来る人情にも溢れていて、ホント魅力的なキャラクターです。
この記事で知った法条まりなの名言・名セリフが貴方の心に残り、そして貴方の人生が豊かになって頂けたら幸いです。



























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