当ブログは、プロぼっちである自分が、ぼっちの視点で好き勝手に書いているブログなのだが、ではそもそも「ぼっち」とは何なのか。その意味や定義、分類などの生体について詳しく解説したいと思う。
「ぼっち」の意味・定義
ぼっちとは、もちろん1人ぼっち(ひとりぼっち)の略。孤高な人、孤立している人、あるいは孤独な人であることを表す言葉。
そんなぼっちの語源だが、大学生活にあるというのが最も知られている有力説である。小・中・高校とは違って大学は特定のクラスがない為、友達作りには相応のコミュニケーション能力を必要とし、その結果能力が足らずに孤立してしまった人が多かったことから、孤立してしまった寂しい大学生のことを「ぼっち」と呼ぶようになったのが始まり……とのこと。
大学っていうのは自称コミュ力高いリア充共が現実に叩きのめされる場所ということだろう。ようこそぼっちへ。 歓迎……は特にしないが、邪険にも扱わない。それがぼっち。
さらにぼっちは他者との接触が少ない。なのでその生態は謎に包まれているミステリアスな存在とも言える。
まさにミステリアス系男子(あるいは女子)。響きだけは、なんか無駄にカッコいい。だからといって異性にモテるわけでない。
なぜならそれは歴史が……俺の今までの歴史が証明してるから。おかしい。何を考えているのか、私、気になります!って女子が多数押し寄せてくる予定だったのだが。予定は未定ってことだろうか。ぼっちのモテ期はいずこに。
これがぼっちの正体になる。
ぼっちの分類
ぼっちとは総称であり、内部では細分化されるものである。
例として周りに馴染めなくてぼっちになった人もいれば、周りから排除されてぼっちになる人、さらには自ら望んでぼっちになる人もいるわけで、それらを一括りには出来ない。
その分類は様々視点で細分化されるわけだが、その一例として「はてなキーワード」にてまとめられていた一部をここに記載。
【はてなキーワード ぼっちの分類(タイプ)】
- グロメンぼっち
- 性格は普通であるが容姿に問題がありすぎるため誰にも相手にされないぼっち。
- 性悪ぼっち
- 入学当初は一緒に行動する相手がいるが、徐々に性格の悪さが露呈し、夏休み前になると周りに誰もいなくなってしまうぼっち。
- キチガイぼっち
- 一見問題なさそうに見えるが、アスペかと思われるくらい人との付き合い方が下手で、おかしな行動が目立つため誰も近づかないぼっち。
- ストイックぼっち
- 将来の夢や目標のため、人付き合いをする時間を削って勉強/努力をするぼっち。学歴ロンダリングを目指す学生や仮面浪人生もここに含まれる。
- 留年ぼっち
- 性格や外見に問題はないが、留年してしまったため友達がいなくなってしまったぼっち。
- 編入生ぼっち
- 三回生から大学に編入して周りは既に人間関係ができており、入り込む隙間がないため孤立してしまったぼっち。
- ジェンダーぼっち
- 学部によって男女比に偏りがありすぎ、周りが異性ばかりのぼっち。
- 加齢臭ぼっち
- 入学時点で一人だけ年齢が上すぎるため、周りからも自分からもどことなく距離をおいてしまい親しい友人ができないぼっち。
- 被害妄想型ぼっち
- 自分は嫌われているのではないかと考えすぎ、嫌われる前に距離を置くため孤立するぼっち。大抵の場合特に嫌われてはないが、人の目を常に気にしており、考え方がネガティブなタイプ。
- お断りぼっち
- バイト先や高校時代の友人、他大学との交流など、学外でリア充生活を送っているが、大学には興味が持てないため学内にあえて友達を作らないぼっち。
引用:はてなキーワード
このはてなキーワードでの「ぼっち」の定義は、主に大学生の1人ぼっちのことを指しているというのもあり、少し特殊で細分化されすぎ感がある。
なのでここからは自称プロぼっち(※上記とは違う)主観で分類したぼっちの4つのタイプについて記載する。
ぼっちタイプ① コミュ障ぼっち
コミュ障だからぼっちになってしまったタイプ。
「ぼっちでいたくない」「ぼっちは辛い」と思っていることが特徴で、最も多いタイプのぼっち。人見知りもここに分類される。
ぼっちが嫌なのにぼっちになってしまう原因は、ほぼ間違いなく「コミュ障」が原因。コミュ障ではない―――つまりそれなりのコミュニケーション能力があれば、それなりには立ち回れる為、ぼっちにはなりにくいからものだからだ。

ぼっちタイプ② 自分優先ぼっち
自分自身の気持ちを優先したが故に、結果的にぼっちになってしまったタイプ。
学業や仕事、趣味や特定のコミュニティを優先することによりぼっちになったタイプなので、別のコミュニティではぼっちでなかったりすることから完全なぼっちとは言い難く、当人もぼっちである自覚がないこともある。
故にぼっちに対しての執着が薄く、自分の状況に対して関心度が低いのが特徴。コミュニケーション能力がない訳ではないが、コミュニケーションを蔑ろにしてしまっている傾向がある。
ぼっちタイプ③ ネガティブぼっち
ネガティブな思考で、ぼっちを選んだタイプ。
被害妄想が強くて「嫌われているかも」とネガティブに考えてしまう傾向があり、もしそうならばと傷つく前に距離を取ってしまった―――という結果から生まれたぼっちや、コミュ障を治しきれず「もういいや」って諦めたぼっちなどが該当。
ぼっちであることはしょうがないと諦めているのが特徴。
ぼっちタイプ④ プロぼっち
ポジティブに、ぼっちであることを望んだタイプ。
集団でいることの楽しさと煩わしさを天秤にかけ、さらに集団の楽しさとぼっちの楽しさを比較した結果、ぼっちが最強と判断した超越者。周囲からどう思われていても気にならないメンタルの強さを持ち合わせているだけでなく、ぼっちであることに誇りすら持っている。
また強者ともなればコミュニケーション能力を持ち合わせており、クラスや社会に適合しているように見せかけることも出来る。←著者はココ
ぼっちでいい、ぼっちでありたいと思っていることが特徴。一般的にはソロ充とも呼ばれることもある。
ぼっちの更なる詳しい生態については随時更新
上記の4つのタイプは、主にぼっちという状況に対してどう思っているかという観点から分類、タイプ化している。
ぼっちである人は、ほぼ必ずこの4つのどれかに属しているのではないだろうか。当然他の分け方も存在するし、もっと細分化も可能ではあるだろう。
また、更なる詳しいぼっちの生態については随時更新する。
以上